スキマスイッチツアー、会場入りまでのお話。↓
さてさて、私はライブ初心者。
ライブがどういう感じなのか、そもそも何時間やるのか、構成、それすらまったく知らない状態でやってきております。
2年前に初めて行った野球観戦で、開始前に周りの客がいきなり立ちだしたり、決まった歌、合いの手があったことなどを思い出すと。
この手のライブでも何か、共通するルールがあるのでは?と、ちょっとソワソワ。
席もほぼほぼ最後列だったので、俯瞰して見られる安心感はありました。
ちなみに、荷物は自然と座席の下へ置く野球脳。
(見渡してみたら、そんな人、ほぼいなかった)

会場が暗くなった段階で、お客が一斉に手拍子を始めた。
その光景は、音楽ライブと言うよりは、お笑いライブ。
吉本新喜劇より新喜劇してた。
そしてお二人が登壇し、さっそく1曲目が開始。
なるほど、まずは一発決めて、お客のボルテージを上げるのね。
そこでもお客は一斉に立ち、やっぱり手拍子。
これがライブのデフォルトか。
全編を通して、しっとり聴かせる曲以外はスタンドアップして手拍子。
しかし私の斜め前の女性の方は、手拍子ではなく全身でノリに乗っていた。
頭をブンブン振りながら。
こういう楽しみ方もあるのか。
確かに直立不動で手拍子だけするより、楽しそう。
私も気づけば膝でリズムを付き、手拍子というよりは自然に手でもリズムを取っていた。
基本的には手拍子だけど、サビになったら速度もアップ。
曲によっては、みんなで手を一斉に掲げたり、タオルを上に投げたり。
タオル回ししてたり。
この曲では、こうするというのがあるみたい。
これが一体感、、、!
なかなかに訓練されたファンたち。
ま、スキマスイッチも長いですからね。
今年でデビュー23年になるそう。
MCでは、
「晴れの国・岡山なのに、雨、、、」
という、ま、そうなるよねって話題を出してくれて。一同爆笑。
美観地区の大橋家の家の話とか。
近頃のコンプラ的に、うちらの曲ってアウトしてない?みたいな話なんかもして。
お客さんも自然と笑ってて、とても楽しそうでした。
ちなみに私、音楽だけは長く聴いてきたけど、スキマのお二人を個人として認識してなかったから、今回初めて名前を知りました。
今回のツアー、「POPMAN’S CARNIVAL」というのは、アルバム引っさげてのツアーではないため、それなりにある過去の曲からピックアップされてるようで。
滅多にライブでやらない曲なんかもあるのだとか。
そして、初心者でも入りやすいということで、知らない曲も出てくるかもだけど、それはそれで「新曲」と思っていただければ、、
とおっしゃってた。
事実、私も知らない曲が数曲あり、イントロ聴いてもピンとこない曲もあり、基本的に新曲と懐かしい曲で占められていたように感じられた。
個人的に嬉しかったのが「されど愛しき人生」を生で聴けたことですかね。
いいんですよ、これが。
この曲は私も歌えるので、一緒に小さく口ずさんでみた。口パクで。
ライブ全体としては。
想像以上に、音楽の暴力だったね。
照明は派手で、演奏も爆音で。
これに身体が乗れればいいけど、繊細な自分としては、ちょっと目と耳が痛かった。
書いてるのを見ても分かると思うけど、基本的にどこか、遠くから冷静に眺めている自分がおるので。
なかなか全てを忘れて身をゆだねることができない。
おまけにこの日は朝から移動、気圧の問題なんかもあったのか、後半では微頭痛が。
ちょっと体がきつかった。
最後の方の曲は座って聴いてたくらいには。
そして一旦終わり、みんながステージからはけてって。
そしたら、観客が手拍子を始める。
あ、もしかしてアンコールかしら?と思い、しばらくした後、彼らは帰ってきた。
なるほど、アンコールは手拍子なのね。
「さっきチラッと見たら、まだ雨ふってました(笑)」
笑うしかなかったわ。
そしてアンコール曲として2曲歌って、ライブは終了。
おかわりを要求することなく、あ、終わったんだと思い、私は彼らが完全にステージから消える前に席を立ち、お手洗いに駆け込む。
私が出たら、これまた列が形成されていたので、ちょっと早めに出るくらいが正しいのかもしれない。
余韻もへったくれもないけど。
(そもそも頭痛で、そんなもの感じてる余裕すらなかった)
全体を通して、初心者の感想ね。
ライブに行くと、こんなにも自分の感情を素直に表現する人が多いのねって思った。
笑いもそうだし、動きもそう。
素直で正直で、素敵だと思った。
もちろん、微動だにしない人もいて。
それも含めて、自由なんだなということが分かった。
MC中、ずっと下向いてメモ取ってた人もいたし。
一番感動したのが、アンコール前にはまだ降ってたらしい雨が、公演が終わって外に出た頃にはちゃんと止んでたんだよね。

これがこの日で一番感動したよ。
開演前は土砂降りだった雨が、終わる頃に止んでいる。
ありきたりの表現だけど、「雨雲を吹き飛ばした」ってやつだ。
清々しい気持ちで、歩いて帰ったよ。
行きでは、とても写真を撮る気がしなかった美観地区も、雨上がりの夜の光景を残せた。

こんな楽しみ方もあるってことで、私の初めてのライブ経験は幕を閉じ。
いろいろ大変ではあったけど、思い出深い初体験となりました。