時にひきこもる思考

考察とnikki 一言で言えば、ただのエッセイ

髪型がまとうお洒落

職場にて、30代くらいの派遣社員の女性が来られたが。
その方の髪型がすごかった。

とても短い、というより男性の頭髪よりも当然短く、メンズヘアのベリーショートよりも一層短い。

なんと表現すればいいか分からないけれど、頭の形に沿って短い髪を刈っているというか。でも、坊主とも違う。
多分柔らかい髪質なんだと思うが。

頭だけ見れば男性と間違えそうなくらいなのだが。
目は可愛らしく、これまた丸メガネがアンティークな感じなので、とても上品に見える。だけど性格は元気な方で、女の子のよう。

不思議な女性がいたものです。

服装は基本的にゆったりしたもので、スタディオクリップに売ってそうな感じ。
ああいうのをナチュラルな装い、ひいてはナチュラルな方、というのだろう。

それだけですごく個性的だし、すごくまとまっている。
髪も顔も服も、全てまとまっている。違和感がない。

めちゃくちゃお洒落って訳ではないし、色も地味なんだけど、なんか個性的。
地味な服で個性的って、すごいことですよ。

流行とか小手先のお洒落なんて、本当にささいなことなんだと思わせてくれるくらい、すごく個性的でカッコいい。いや、かわいい。
そんな風に思える方を初めて見ました。

でもその方がロングヘアだったら、また印象がぐっと変わるのでしょう。
あの髪型だからこそできる主張なんだと思います。

 

なんというか、髪型って一番個性を主張する部分だと思うし、人を判断できる部分だと思いますね。

当たり障りのない髪型は、まあそういう風に見られたいというか、一般的ですよというイメージを発信するし。

滅茶苦茶短い、あるいは滅茶苦茶長い髪型ってのは、何か意味があってそれにしてるわけだから、そこにその人らしさを感じます。

私も昔から着る物には偏屈なこだわりがあったけど、髪だけはいつも適当で。
今も不便にならない程度の長さで、それを超えると切る。で、同じことをずっと繰り返してきて。

だからいつも肩から鎖骨にかけての、あたりさわりのない髪型。
ヘアアレンジもほとんどしません。

だから、何を着ても面白みがないのかも。服の所為というよりは髪型のせい、かもしれません。
髪型を変えただけでお洒落に見えるという逸話も、なんか納得できそう。

正直、肌が弱くなったせいか、髪が肩にかかるとピリピリして落ち着かないのです。
この際だから、短くショートヘアにしようかな・・・

でも、寝癖がすごく付くと言われてるし、ショートの友人はいつもワックスで整えてるのだという。

私、髪に何か付けるのが嫌いなんですよね。
ああ困った。