時にひきこもる思考

一言で言えば、ただのエッセイ

自閉症を理解したい(「ムーちゃんと手をつないで」感想)

たまには新しい漫画にも手を出してみる。

親戚に自閉症の幼児がいるのもあって、こんな漫画に出会った。

ムーちゃんと手をつないで

自閉症の子育て漫画である

睦ちゃんという、知的障害を持った自閉症の女の子の話。

その子育ての荒波だとか、苦労とか苦悩とか幸せとか、それを真面目に、でもそこまで重くなりすぎずに、時にギャグも沿えて描かれた良き漫画でした。
バランスが素晴らしい。

睦ちゃんの成長の話なんだけど、うちの親戚の子も、間もなく5歳だけどね。
そこまで目立つ多動はないけど、喋れないしオムツだし。

療育施設と幼稚園にも通ってて、でも、おそらく誰もが行くであろう小学校には通えない。

似通ってる部分があるんですね。

いやぁ、本当に素敵な漫画で、私も泣かされましたよ。
かわいいよね、睦ちゃん。

言葉が全てじゃないって分ってても、でもやっぱり、言葉を話してくれたら嬉しいよね。

他人かつ物語には関係ない私ですら嬉しくて泣いたんだ。
お母さんが感激しないわけがないよ。
(はーー、もう。本当、、泣かせやがって、、ぐすん)

睦ちゃんは、そんな天使なんだが。
リアル話でもあるので、お母さんの葛藤とか、ちょっとダークな部分なんかもぶっこまれてて、障害児育児をされてる方の重さとかも、多少なりともイメージできた気がするよ。

知らないことも多かった。
というか、なんも知らんかったわ。

中学校の時のクラスメートに知的障害のある自閉症の子がいたってだけで、それだけで、なんか知ったような気持ちになってた。
愚かだった。

(ちなみに、この間、その子っぽい女性を地元で見かけたんだよね。
 多分、本人だと思う。お母さんらしき人と歩いてた)

それにしても、本当に育児は大変だ。

この前さ、「自分の子ども以外かわいくない」ってお母さんの意見をいくつも見つけて。
自分の子「だけ」がかわいいんだって。

ははあ、母親ってそんなもんなのか~って、思ったけど。

でも、自分の子を特別かわいく思うからこそ、どんなに大変でも世話ができるんだねって。
自分の子の泣き声が嫌だったら、24時間付き合ってらんないわな。

障害児なんて、本当にそうよ、、
お父さん・お母さん、よう頑張ってるよ。
(うちの場合、じいさんばあさんも、なんだが)

よく考えてみたら、育児をする両親は、まだ20代30代のお若い方なんだよね。

誰もが多少なりとも、思い描く未来みたいなのがあるけど、まったく違う現実の中で個人で調べて、当たってみて。
断られ、傷つけられ。嫌味言われ。

必死に答えのない問題に、真剣に取り組んでて。

すげえなぁ、、って思うわ。

私は、、自分のことしかしないから、分かんないや。
その大変さが、さ。

睦ちゃんのお母さんだって20代で、子どものことに真剣だった。
真剣に考えて、ぶつかって。
理解を得ようと努力して、頭まで下げて。

そりゃあ、私とは全然違う生き物ですわ。
行動が違う。
背負ってるものが違う。

やっぱり覚悟決めた人は違うね。

最初は、フツーにふわふわとした若いお母さんだったのに。
今では立派な母だよ。

私の決めた覚悟?

周りがアウェーでも、一人きりでも声援を送ると決めた覚悟かな。
やりきるって覚悟だ。

*野球の話です