時にひきこもる思考

一言で言えば、ただのエッセイ

波乱の子守り大阪の旅①(大阪の救急病院)

この夏、大阪に住む親戚の子守りをしに行ってきました。

・・・万博まで。
(今回は、その真夏の大阪の記録です)

私と近所に住んでる叔母の2人が招集されました。

朝から高速バスに乗って、昼頃に大阪駅に到着。
この日の夜に親戚の家に向かう予定だったので、それまでは自由時間。

普段、親の介護で1日中働いている叔母もリフレッシュも兼ねた旅行だったので、叔母に行きたい場所を聞いたのです。

「なんでもいいから、百貨店に行きたい」
とのこと。

とりあえず、駅からも近い「あべのハルカス」と、「阪神百貨店」などをめぐる予定にしてた。この時はね。

まずJR天王寺駅へ行き、歩いてすぐのハルカスに向かったわけですね。
そこでまず、お昼ご飯にしようと。

別になんでもよかったから、適当にハルカスに入って13階のご飯フロアの中にある「神戸元町ドリア」へ。
ここが一番並んでなくて、30分せずに入れた。

テーブルに案内され、私はけっこう「こってりめ」な「ビーフシチュードリア」なるものを頼んだんだが。

料理が来るまでの間、叔母がなんだか疲れ切ったような雰囲気を見せ始める。
机に突っ伏して、深く息を吐いた。

「寒ない、、?」

私はその日、ノースリーブのワンピース。
叔母は、半袖の上からカーディガンを羽織り、首にはハンカチみたいなものを巻いていた。

確かに室内はガンガンに冷房きいてたけど、寒いほどではない。

しばらくすると、叔母は席を外す。
戻ってきた時、ここ数日、体調があんまりよくなかったことを語り始めた。

「お母さんのために、寝てる間もずっと冷房つけてんねん。それがアカン。冷房だと、こっちが寝られへん」

同居している高齢の母(私の祖母)は、熱中症になるからと、1日中冷房をつけてるらしい。
それによって、どうも身体が芯から冷えた叔母は、なかなか寝付けずずっと睡眠不足だったらしい。
おまけに、今年の異常なまでの暑さ。

そんな状態でも普通にお勤めしてるので、日中、何度も吐き気に襲われて、たびたび戻したりしてたようだ。

そうこうしている内に料理が来た。

ドリア

夏にこってりした感じ、最高です

お肉も入ってて旨し。
叔母は、なんとか冷ましながら1口2口食べるも、見てて、食事ができる感じではなさそうだった。

「ちょっと休ましてもらい?症状的に、熱中症かもしれんで」

私はしっかり目の前のドリアを食べ終えると、店員さんに事情を言って、どこか休める場所はないか尋ねた。

すぐに対応してくれた。
その間、叔母はまた戻し始めた。
ビニール袋が手放せない。

この様子じゃ、マジで熱中症かもしれんなぁ。
熱中症で、人は死ぬっていうからなぁ、、

15分ほど待ったでしょうか。
ハルカスの人が車いすを持ってきてくれた。

ハルカスの6階に休憩所があって、医者はいないけど、ベッドがあるから休めるのだという。

従業員以外立ち入り禁止の扉を抜けて、向かった救護室。
ベッドが3台あって、そこで休ませてもらうことに。

私も叔母も、一度病院に行った方がいいという結論を出したものの、そもそも不慣れな土地。
何より、叔母は保険証を持ってきていない。

とりあえず、同じ階にあるドラッグストアでOS1を探しに行った。
6階にドラッグストアがあるのは、多分意図してのことだと思われる。

熱中症にはOS1。

だけど、叔母は水を飲んでもすぐに吐いてしまった。

水すらも受け付けてくれない胃。
これはもう、どうしようもない、、
(脱水になってしまう、、)

そして親戚に連絡して事情を説明したら、なんと車で迎えに来てくれるのだと。

少し眠って吐き気が少し治まった叔母を連れて、これまたハルカスの人が押してくれる車いすに乗って、迎えの車の場所まで行きました。

その運転手でもある親戚のおじさんと会うのは、実に10年ぶり。

でも、あんまり変わってなかったから、すぐに分かった。
叔母を車に乗せ、私も助手席に乗り込み、車は出発。

 

向かうは、休日外来をやってる救急病院。
なんでも、子どもたちが小さい頃は、よく行っていた病院なのだという。

車で30分ほど走って、病院に到着。

入ってみたら、びっくりするほど人の気配がない。

とりあえず私が代理で書類を書き、叔母が母に頼んで送ってもらった保険証の写メを提出し(旅行中だからと、事情を汲んでもらえた)、呼ばれるのを待ちます。

本当に誰もいなかったから、すぐに呼ばれ、症状を説明。
点滴を打ってもらうことになりました。

待合室

ここでやっと、私も休憩、、

私はそこで席を外し、外でおっちゃんと談笑。

「ここ、いつもはめっちゃ患者であふれてるのに、、」
「なんで今日は誰もおらんのやろう?」
「○○ちゃん(私だ)がおって、助かったわ」

30分ほど経過し、おっちゃんは一度買い物に行くと、病院を出てった。

私が病室に入ると、叔母と看護師さんが話していて、なんとまだ点滴が始まってなかったらしい。(オイオイオイ)

どうやら、血管が細くて見つからずに苦戦してる模様。

「家系的なのもあるし、寒いってことで、余計に血管が細くなってるんだと思う」
と看護師さん。

結局、3人の看護師が代わる代わるやってきて、それでも無理で、とうとう先生が直々にやってくれることに。

先生の手腕でどうにか手の甲に刺し、やっと点滴が始まった。
だが細い血管、全然入っていかず、これは時間がかかりそうだ。

結局、病院の閉まる5時までやって、入った点滴は半分ほど。

途中で買い物から戻って来たおっちゃんも、
「え、まだ入ってなかったん⁉」
と驚く始末。(そーなのよー、もう全然)

なんとか半分ほど点滴を入れて、少しだけ生気を取り戻した叔母を乗せて、親戚の家に向かう我々であった。

つづく

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