その土地に用があれば、試合が無くとも寄ってみたい。
球場の中に入れなくても、行ってみたい。
これが、野球グッズショップマニアの思考です。
(いつからこうなった)
とある日、兵庫県に行ったので、「兵庫なら甲子園でしょう」と。
まだ冬が来る前、神戸まで足を運んだ際に、甲子園球場の方まで足を延ばしてみてたので、これはその記録です。
甲子園へは、阪神電車が一般的です。
すごいよね、阪神応援するには阪神電車に乗ってきてね!という流れがあるんだから。
私は神戸三宮から乗ったけど、阪神電車は滅多に乗らないから、特急なのか、快速特急なのか。
特急券はいるのか。
ちょっと不安になる都会電車事情。
ひとまず快速特急に乗ってみた。(ちなみに全て特急料金不要)
そのまま電車に乗って、甲子園駅へ。
基本、どれに乗っても甲子園駅には止まるみたいよ。
さて、この日は試合の日といえど、もうとっくに開始してるため、球場回りにはタイガース人間の姿は見られません。
(これが試合前だと、えらいことになる)
駅を出て、まずは行ってみたかった「チームショップALPS」へ。
ここの店を動画で見て、
「え、他球団のグッズショップって、こんななの?」
と軽いカルチャーショックを受けたという。
すごいよね、ユニクロよりお洒落じゃん。
タイガースのグッズ&ショップは、
カープのような統一感もなく、
ジャイアンツのような高級感も特になく、
オリックスのようなシンプルさでもなく。
エネルギッシュでしたね。
とにかく、いろんなカラーがある。
タイガースだから、黒とか黄色とかが多いのかなと思ったけど、そんなことはなく。
関西らしく派手。多種多様なカラー。
タオルとか、統一感のなさ。
「個性」という言葉が最も似合う球団かもしれません。
グッズラインナップも面白く。
個人的に、サンリオコラボのキャップがかわいかった。
(友人がハンギョドン好きだから、いいかなぁと思ったけど、5千円以上、、)
他のキャップも、普通にお洒落じゃん。
普通にかぶれるじゃん。
(といってもYSキャップを普段使いしてるって言ったら、タイガースファンにちょっと戸惑われたんだが。なんでや)
耳、ではなく虎のお手が付いてるカチューシャもあった。
ここはディズニーランドか。
(冷静に見たら、トラッキーの耳ってコアラみたいな大きな耳なんですね)
今の流行りに乗っかって、「推し」グッズ的な位置づけはここでも。
アクリルスタンドやうちわもあってね、でもなんだろう。
ジャニーズ系のアイドルというよりは、「純烈」が私の頭をよぎった。
(いや、純烈に詳しくは全くないんだけども)
とにかく商品数が多い。
こんなカタログが置いてあったからもらってきたけど、本当にすごい。
タイガースファンなら破産する勢い。
マスコットのぬいぐるみチェーンも、いちいちかわいい。
でも、ひとつ理解ができなかったのが、ひまわりっぽい形をしたスタンドミラーが唐突に売ってたこと。
ALPSのお向かいには、また別のグッズショップがそびえている。
球場手前だけでなく、球場の方にもグッズショップがありまして。
とはいえ、時間の関係で足を運べなかったショップもありますが。
とにかくショップが多い印象。
歩いてるだけでグッズ売り場にたどり着く。
そして注目のショッパー。
もちろん無料。
で、「え、これがタイガース?」と思えるほど、シンプルで驚き。
普通にかっこいいじゃん。意外。
まさかのタイガースよりもカープの方が派手だとは。
やっぱり、関西といっても、お洒落な神戸ですからね。
神戸は大阪とは違うんですよ。
そう、タイガースは兵庫本拠地の球団です。
私が自分のために他球団のグッズを買うのは裏切りなので、こういうとこでは友人のために、食品を買って行くのがスタンダード。
タイガースグッズではないけど、甲子園と言えば「甲子園カレー」ということで。
タイガースビーフカレーなんてものあって、それは1つ290円だった!なんて安い。
でもタイガースには、カープクッキーなどの選手クッキーがない!
もちろんスワローズにもないから、全球団あるってわけじゃないけど。
タイガースはありそうだったのになぁ。作るべきですよ。あのネタクッキーを。
こういう球団を見ると、店内でぐるぐるしながら迷えるのが本当に羨ましい。
それでもやっぱり、ちいさくまとまった「コンビニ・スワローズ」が私は好きである。(コンビニってのは、定期的に行きたくなるものです)