時にひきこもる思考

考察とnikki 一言で言えば、ただのエッセイ

無印のハードコンタクトケース

前でも書いたけど、何か気になるものがあったら、まずは無印良品を覗いてみるってのが、ここ最近のブームというか。
私の行動様式なんだけれども。

実際、パジャマ買った、室内で着るベストも買った、靴下も買った、下着も買った。カレーも買った。

それくらい、無印良品の商品って信頼感があるというか。最低限のラインを軽く越えてくるわけ。だから人気なんだと思うんですよ。

でもねそんな無印商品の中で、最も「使えない」商品。
これは二度と買わんって商品もあるわけです。

それがね、「ハードコンタクト用のレンズケース」です。

コンタクトケース

右のソフト用ケースはいいんだけど、、

写真左の方ね。

あのね、ハードコンタクトを利用してる人って、だいたい同じニーズを持ってると思うんだけど。

①一回で液入れを済ませたい
②きちんとレンズを収容したい

たったこれだけなんですね。

詳しく書くと、①は、プラスチックの筒が左右(写真では上下)完全に分かれてるか、それとも分かれてない(仕切りがない)かの違い。

分かれてたら、左右(写真では上下)それぞれの側に保存液を入れなきゃならない。
一方、仕切りがないタイプなら、片方に入れるだけでいいから楽。

②は、レンズがキャップに付いてる爪部分に収納されるんだけど、ケース内に入れてると外れて、レンズが落っこちてることが稀にある。

ユーザーはこれさえ求められたら、ある程度は許容する、、まあ、許容しましょう。

でも、これがきちんと一致したやつが、かつての日本コンタクトレンズ協会(通称ニチコン)さんのケースだったわけ。

もう今はないのです。
だから正直、ケース難民。

そもそもハードコンタクト用のケースが売ってない。ユーザーが少ないからね。
で、たまに売ってると、上記のどれか、あるいはどちらもが満たされていない。無印は後者です。

まあ①は好みの問題だから、この際、目をつぶるとして。
どうして②という基本が満たされないのでしょう。

多くのユーザーは、レンズが爪に収納されてる状態で水道水で洗うと思うんです。(つまり、レンズに手は触れない)

これ、ちょっと水道水の勢いが強すぎたら、レンズなんて簡単に飛んでってしまいそうで怖い。

ハードレンズって、高いんですよ。両目合わせて3万くらいする。
それをね、ちょっとしたさじ加減で1万以上を失うんですよ。

どうして、もうちょっとしっかりした作りにしないのか。
コンタクトレンズは、医療器具ですよ。甚だ疑問です。

そりゃあ、もっと丁寧に慎重に扱えばいい話だけど、あえてハードを使ってる人なんて、かなりの近視か乱視が入ってる。
だから、裸眼で手元なんてまともに見えない訳です。

その状態で慎重に扱うってことが、そもそも難しい。
だからこそ、丈夫で信頼できる商品を求めるわけ。

無印良品の商品って、どれも結構評判がいいし、質が高いと思っているけど。

これだけはね、①と②の両方が満たされてないから、どうにも使えない。
珍しいですよ、あの質の高い無印商品の中で、こんなに使えないの。

正直、使えないから捨てる以外にない。
だってレンズをそこで失くしたら、それこそ万単位の損害ですから。
すぐに眼科に駆け込んでも、レンズはそもそもお取り寄せだし。

実際、口コミもよくない。
みんな不満に思ってることは、同じなんです。

無印で売ってるものだけでなく、どれを見ても収納が不安定、緩い、すぐ落としそう。
そんなものばかり。

「万が一、固定されてるレンズがケース内で落ちても~」なんて記載があるけど、そんなケースに入れてるだけで落ちるような不安定なケース、作って売ってんじゃないよと。

おかげで、もう手に入らないニチコン製を10年以上継続して使ってる。
衛生的にどうなのって話だけど、それでもストレスなく使えるのがこれしかないのだから仕方がない。

この、ものすごく需要の少ない、でも一部の人は無いと生きてけない小さな商品。
それがハードコンタクト用ケース。

多分、これからも私らユーザーの需要を満たしてくれる商品は生まれてこないと思う。

少なくとも、①と②を求めてる人に無印のケースは当てはまらないから買わないようにしてくださいね。
万が一、レンズを落としても責任は取ってくれないですから。