昔からドラッグストアで売ってるシャンプーを使ってるけど、たまに、それを中止することがある。
肌が弱っている時ですね。
最初は19歳くらいの時。
異常に身体に痒みを感じるようになって、当時使ってたシャンプーを一旦やめて、液体のなんてことない石鹸シャンプーを使うようになった。
当時は頭皮さえ痒くて、頭にまでムヒを塗ってたくらい。
その痒みは気付いたら収まってて、また普通のシャンプーを再開。
その後も、肌の調子とかによって石鹸を使ってみたりしたけど、今回は湯洗いをやってみた。所謂「湯シャンプー」。
1週間。
効果という効果は不明だけども、分かったことがある。
まず、
シャンプーは時短アイテムだということ。
シャンプーを使う場合、適当に洗ってもそれなりに綺麗になった気がする。
でも湯オンリーだと適当では絶対にいけないと思うから、いつも以上にゴシゴシとマッサージするように洗うことに。
それがまあ、時間とお湯をたくさん食いますこと。
手間暇をかけている自覚がありましたよ。
次に、
石鹸ですら刺激になっていたということ。
びっくりだよね、1週間、ひたすら石鹸断ちして、刺激の少ないはずの美容石鹸を1週間ぶりに使っただけで、背中とか肩がピリついたんだから。
今までは全然、そんなことなかった。
弱ったり過度に敏感になった皮膚には、洗い流した石鹸ですら刺激になってしまう。
普通の肌だったら、絶対にありえないことですよ。
それがありえるのなら、世のシャンプー・石鹸類は全て販売中止だわよ。
絶対にありえないことが、起こることがあるわけ。
過度に敏感になってしまった人の身体にはね。
ちなみに、多くの人が気になる「地肌のべとつきや匂い・痒みはどうか」って言われたら。
これが意外なことに、あんまり感じなかったのです。
一切痒くないし(むしろ身体の方が痒い)、
匂いも特に(むしろ鼻が敏感になった)。
元々シャンプーにべったり依存してたわけじゃないし、石鹸使ったり塩使ったり、適宜変えてたので。
なので頭皮の状態としては、そんなに変化はなかったです。
ただ、髪の表面だけはべとつきましたね。
ものすごく気を遣ってお湯で洗い流さないと、脂感によって髪がいつまでも湿ってる感じがするので、ドライヤー使ってても乾いてる気がしない。
髪の毛そのものは内側の悪いものを排出する器官で新陳代謝をしないので、仕方がないのかもしれません。
いろんなものが日々、蓄積していく一方なので。
とりあえず、今回の石鹸なし生活で分かったことは、
・シャンプーでいかに楽をしていたか
・どんなに刺激の少ない石鹸であっても、刺激は確実にある
ってことですね。
つまり毎日のシャンプーは、かなりの刺激があるってこと。
多くの人は、それにただ「慣れている」だけってこと。
そして、気付かないくらい丈夫な身体だってこと。
なんでも過度に敏感な人や弱った人の視点になってみれば、どんなに低刺激なものでも凶器になりうることが分かった1週間でした。