時にひきこもる思考

考察とnikki 一言で言えば、ただのエッセイ

憎き毛玉

私の、めっちゃ地味で陰険な趣味というか。
日課?試練?がありまして。

それは「毛玉取り」です。

パジャマの。ええ、ガーゼ系のパジャマの毛玉。

ヤバくないっすか?パジャマの毛玉。

なんで、こんなにも毛玉が均等にひしめいてるの?

 

毛玉パジャマ

パジャマの毛玉はヤバい

毛玉ってのは、摩擦が原因で生まれるもの。

摩擦によって繊維が互いに絡み合い、それが毛玉という形でまとまるもの。
それが毛玉の正体だ。

いや、それは分かるのよ。

私もよく、服のサイド。特に腰のあたりはカバンを肩にかける位置と合致するから、
そこにだけ毛玉ができたりしてた。

あとは毛玉とまで行かなくても、古い洋服は全体的に毛羽立ってたり。

ああいうの、一度気になると全て気になるから、一度にまとめて処理したこともある。

でも、パジャマってどうなの。

そりゃ、布団とシーツに挟まれたパジャマ本体は、上からも下からも摩擦が生じて、いくら眠ってて動かないといえど寝返りも打つし、外着と違って高頻度で着用。&洗濯。

しかも私は休日はパジャマを部屋着にしてたこともあるから、それはそれは毛玉で覆われても仕方がないのは分かる。

でも、私の悩みは、パジャマの内側の毛玉である。

なんでかなぁ。内側にびっしり。

私の身体がパジャマの中で泳いでるって?
そうなの?

ズボンの内側の毛玉

内側に毛玉がびっしり(見えないけど)

私、全身の皮膚がバリア機能が薄れていて、ものすごく過敏になっとるのですよ。

だから、ちょっとした刺激が気になってしまう。
そして痒くなる。

そういう状況から、今では毛玉の付いた内側を裏返して外側にして着とるのですよ。

そう、なぜか。
パジャマの外側には毛玉が存在しないのである。

おかしいじゃないですか。
掛け布団と敷パット。
その二つに挟まれてるはずの外側ではなく、なぜに内側にだけ毛玉?

まさか、本当に私の身体がパジャマの中で泳いで、その中で寝返りしてるんじゃないでしょうねぇ。それにしては、腕にまで均一にできてるのが異様だ。

そして。
内側にしてる本来外側の生地。

何度もそうして着ているうちに徐々に毛玉が発生し始め、今では内側同様の毛玉の丘になってるのを、地道にカット中。
ほんと、どういう仕組み。

それを現在、夜のルーティンとして毛玉取りをやってるというわけです。

捨てるのはちょっと、まだ勿体ないのです。

 

ちなみに、毛玉は手ずからカットしてます。

剃刀とか使っても平気な生地もあるけど、このパジャマはガーゼだから、剃刀だと痛み、穴が開くのです。。

だからハサミ。
しかも、糸切バサミ。

糸切バサミ

気を付けないと、腱鞘炎になる

普通のハサミと違ってバネ仕様だから、挟む力だけでいいのです。

これが普通のハサミだと、挟む+開く力も必要になるけど。
糸切バサミなら、力はいるけど、挟む動作だけでいい。
これが楽。

やり始めた頃はすぐに手が痛くなってたけど、今では私もベテランなので全然痛くならないという。

 

とはいえ、こんなに頑張っていても・・・

カットしては着て眠り、また出来た毛玉をカットするの繰り返しで。

毛玉ができてる時点で毛羽立ってるってことだから、すぐに毛玉になる運命。
生地も薄くなる一方だし。

やっぱりそのうち、取り替えなければならない運命のようだ。