時にひきこもる思考

考察とnikki 一言で言えば、ただのエッセイ

一人で楽しむカラオケ

今月から、それはそれは心臓のあたりが張り詰めるようなストレスフルな状況が始まったので、褒美をやらねばきっと爆発して仕事を辞めてしまうと判断し、帰りにカラオケに行ってきましたって話。

カラオケはいいもんです。

普段、声を出さないような仕事なので、たまにこうやって自分のリミッターを外すくらいのことをやらないと、どんどんいろんなものを内側にため込んでしまう。

普段から「ガハハハ」言ってる奴はいいけどね。
一応は、上品な大人なもんで。

で、仕事終わりの18時過ぎから2時間だけ歌ってきた。

いやあ、やっぱり気持ちが楽になる。
楽しい、というよりは気持ちがよい。

普段の生活では出し切れないパワーを、ここで消費する。
(いや、有効に使えって話だけど)

寝だめと一緒だよ、ほんとに。
そうやって、無理やりにでも機嫌を取っておかないと、心臓がもたないのだ。

ここ2、3年は、月一程度、仕事帰りに行って楽しみます。
初めて行ったのは大学生の頃なので、かれこれ10年以上前にはなるけれど。

当時は珍しかったであろう一人カラオケも、この時代になって一般化したのでありがたいもんです。

当時は珍しかったのに加えて有人受付。

頑張って一人で並んでて、後ろに並んでた高校生男子2人組が「え」っていう顔してたのも、いい思い出。
「え、カラオケって一人で来るもんじゃないの?」って顔で返しましたけど。大人なんて、そんなもんだよねぇ?

最近は受付が機械だったりするので、さすがに一人で有人受付に並ぶのはちょっと・・・っていう人でも、入りやすくていいですね。

近所のジャンカラも完全無人受付
ビッグエコーは有人受付だけど、全然変な顔されないですよ)

ジャンカラだとアプリで予約してたら、部屋まで直行できる。清算も機械。

ずっと興味はあったけど、どうしても受付がネックだったという友人も、今のボックスの現状をお伝えしたところ勇気出して行ってくれました。

なにより意外と平日の昼間なんかは、高齢の方のおひとりとか多いですし。
あと、たまにギターとか背負ってる人もいるし、ボックス内でコーラスの発声練習している方も。
明らかに一人なのに、めちゃくちゃ大声でノリまくってる若い男性も。

カラオケには、多種多様な人が来るのです。

一人カラオケ

一人でも有意義に楽しめるって大事。

一人で行くといえど。
こう、盛り上がるのが好きなわけでは決してない。

そんな簡単に飛ぶような自我を持ち合わせてはいない。

あくまで歌を歌うという行為が好きなだけ。

子どもの頃から車に乗ると必ず酔っていたので、そういう時、音楽をかけて歌っていると不思議と酔わないことを子どもながらに発見し。
乗るたびに歌ってました。
(さすがに、今は歌わないよ)

歌は好きだけど盛り上がることが好きな性分ではないので、一人孤独に大声出して歌う、本当にただそれだけ。

でもそれだけで、生き返った気持ちになります。生まれ変わった気分。

帰りは8時を過ぎてるのに、早歩きで帰れるくらいには身も心も軽い軽い。
30代なのにびっくりするほど身体が軽い。

これが私の本来の力なのだと思うと、毎日ただただ省エネで生きてるんだなって思いますね。