時にひきこもる思考

考察とnikki 一言で言えば、ただのエッセイ

今どきのファッション雑誌を読んでみた

普段、ファッション雑誌もテレビ雑誌も、雑誌と名が付くものは買ってまで読まないけれど、50代のいつもの叔母が、「これいらん?」と渡してきたのがファッション雑誌「Sweet」。

どうせだからと、読んでみた。

Sweet12月号

なんか、地味な表紙である

まず「あれ、雑誌ってこんなに薄かったっけ?」というのが初めて抱いた感想ね。
厚みにして1センチもない。測ってみたら7ミリだった。

雑誌って、こんなもんでしたっけ?
情報として、かなり薄いんじゃ・・と思いつつ、ページをめくる。

このsweetって雑誌は、販売当初から28~30前半の、いわゆるaround30世代向けの雑誌なんですね。
まあ、当然ながらモデルさんもそれくらいで。

50代の叔母が参考にできるものは何一つないんだけど。だからくれたんだろうけど。

で、改めて読んでみたけど、雑誌って、こんなにも商業宣伝の色が濃かったかしら?

どこを見ても商品の宣伝ばかりで、ファッション雑誌てこんなもんでしたっけ?

ファッションの提案がそもそもないんですけど。
いや、私が10代の大学生だった頃は、もうちょっと参考にできてたよ?
かつて読んでたのはSoupだったけど。

いや、まあ確かに?
30前後の年齢になると、いちいちファッションの提案を大人からされなくても、自分で自分のスタイルや好みに合わせて選ぶから大きなお世話なんだろうけど。

それにしても宣伝色が強すぎた。
いや、ほんと。カタログ雑誌と変わらないんだもの。

雑誌が売れないとお嘆きになってますけど、こんなファッションカタログ、わざわざお金出してまで読まないわよ。

無料で、もしくは一方的に受ける物を宣伝・コマーシャルだと思ってる現代人からしてみたら、なんでお金出して宣伝を買う側になってるのか分からない。

むしろお金出してる分、こっちを宣伝に使ってほしいくらいよ。
こう考えるのが現代人じゃないの?

だから、この叔母もそうだったように、雑誌を買ってるわけでなくて付録を買ってるわけなんですよね。

なんで50の女が30前後のファッション雑誌を買ったのかというと、この付録のメイクパレットが本命だったからです。

でも結局私の元に回ってきたのは、その色味が好みじゃなかったからなんですかね?

Sweetの付録

確かにこれを買って雑誌という名の広報誌が付いてくるなら・・・

確かにメイク道具のおまけで付いてくるのがカタログ雑誌なので、もはや付録にお金を払っていると思えば、やっぱり宣伝を無料でしてもらってる感覚なのは、現代人の共通の見方なんでしょうね。

出版側もそれが分かってるから、宣伝色を隠すことすらしなくなってるのかもしれません。堂々としたもんだ。

私自身、この雑誌そのものは何の参考にもしないけど、メイクパレットはちょっと使います。
ちょうど、アイブロウが無くなったので。

色味的には、あんまり使わないオレンジ系ブラウンなんだけど、まあ要所要所で使いましょう。