時にひきこもる思考

考察とnikki 一言で言えば、ただのエッセイ

マスキングテープが減らない

今の職場に行く前に、叔母から「役に立つから」と、マスキングテープを1つもらった。

マスキングテープと言えば、私にとっては包帯を留める白い紙テープだけど、実際には室内の工事でシートなどを壁に貼る時に使う方が有名ですかね。

いつの間にか、マスキングテープにカラーがあって、模様が入り、そのうち土産物屋や美術館の購買なんかでも見かけるようになった。
キャラ商品でも必ずといっていいほど展開されている。

とんでもない出世である。

少なくとも、私が大学生の時には見たことがなかった。

いつの頃からでしょうかね。
こんなにもマスキングテープが、洒落た雑貨として受け入れられたのは。

同僚の方が「かわいいと思って買ったけど、意外と減らない」と言ってらした。

確かに、マスキングテープの本来の使い方は上述した通り。

しかし柄の付いたテープを、そんな風に使うのは何か間違っている気がする。
一体、あれは何に使うのが正解なんだろう。

 

私自身、一応もらった奴をデスクの中に入れているけれど、そんなに多くの活躍を見たことがない。

役に立っていることと言えば、充電器のケーブルを束ねておく時に、テープそのものに丸ごと突っ込んで、バラけないようにしてるくらい。

たまにメモがあれば、どこかに貼っておく時に使うが、それさえも付箋で事足りる。

叔母は「役に立つから」と言ってくれたけど、一体、何に役立つと思ってのことなんだろうか。

ちなみに叔母もデスクワークを長くやっているが、同僚もデスクワークでマスキングテープが役に立ったことは一度もないという。

叔母は一体どんなデスクワークをしているんだろうか。

ちなみに、私が叔母からそのマスキングテープをもらう以前は、ささやかに1本だけ所持していた。

それは、今から10年近く前だろうか。

たまたま岡山駅を通った時に、選挙へ行こう活動をしていた関係団体の人が道行く若者に配っていたものである。

このテープ自体は、家にセロハンテープがない時に、何かを留めるのに使っていた。
でも、やはり粘着が弱く、大して役には立っていない。

岡山のマスキングテープ

何度も通って貰えばよかった

これまでも、ちょっとしたグッズでマスキングテープを売っていて、かわいいなと心動かされるものの、これを何に使えばいいのかと迷って、結局買った試しはない。
さくらももこ展でも売ってたけどね。

実際に、何に使えばいいのか未だに分かっていない。

でも世の中にはマスキングテープがあふれ、収集家までいるくらいなので、何かしらの役に立つものであることは間違いない。

彼らはテープを一体何に使っているのか。
聞いてみたいものである。

とりあえず何に使えるのかを真剣に考えるために、今度東京に行ったら、つばちゃんのマスキングテープを買って来ようと思う。