前回の続き。
そんな風にして、様々な企業が今後、バーチャルなものになっていくとしたら。
もはやオフィスなんていらなくなると思う。
オフィス街なんてものがなくなる。
そして、そこにあった飲食店などのお店もまた、不要になる。
みんな家の中でPCを付けるだけで、バーチャルなオフィスに入って顔を合わせるみたいな。
今だって、オンライン会議なZoomやTeamsを筆頭としたネットを介した会議が可能なわけだから、これがもっと進めば。
そもそも事務所なんていらなくなる。
週一の出社、月一の出社、いつしか1年に1度の顔合わせ。
そこまでくると、会社に属するという意味さえ無くなるかもしれぬ。
年一の顔合わせなんて、それはもう属しているとは言えない。
名前だけ知ってる親戚と変わりない。
もう完全にフリーランスになっていく、そんな未来もあり得そうだ。
もはや、完全に先の未来ってわけでもなさそうな、そんな勢いを感じます。
さて先日、リモートワークについて「そんなことがあったのよぉ」と知り合いの方に話をしたら。
「完全にオフィスは無くなるでしょうね」と同じ意見を言われた。
それを裏付ける証拠に、今後炭素税が課税されたら(課税は決定らしいけど)、ますます会社に来られては困る企業が続出するから、大きい所からどんどん在宅に「せざるを得ない」ことになると。
・・・なんということでしょう。
その人が言うには、電気はもちろんのこと、いろんな所にお金がかけられて、交通費などにも影響が出てくるでしょうとのこと。
結果、出社しないでほしいという流れになる、らしい。
今でも、たまに新幹線通勤してる人が世の中にはいるみたいだけど、おそらく禁止されそうだ。
つーか、新幹線に乗って仕事とか!
そこまでして、その人に会社にいてほしいのだろうか。払う価値ある?
確かに先日の会議の方でも、最終的には出社は週1くらいに「抑えてほしい」という有無を言わせぬ空気を私は感じ取っていた。
なぜにそこまで、と思っていたけど、そうか、税金として引かれてしまうのかと。
もう決定事項だから、従わざるをえないのね、と。
従業員の「生活のため」なんて響きのいいことを言ってるけど、結局は節税のためだったのか・・・
うまくカモフラージュされてたもんだ。
選んでいるようで、実は選ばされてるというか・・
確かに、ちょっと取り組みとして異常な感じもあったものな。
「納得できなくても、納得してほしい」というような切実な言い方ですらあったのだから。
でも、どっちにしたって「自由な」働き方なんてできそうにないなという印象だけは間違っていない。
そういう言葉で胡麻化しているように見えるのも、おそらくは。
今から先手を打って、従業員を騙そうとしているのか。
目的がどうあれ、従業員に逆らう権利などない。
みなさんの働かれている会社は、どうでしょうか?
交通費をかけてまで、わが社で働いてほしいと会社は言ってくれるでしょうか?
オフィスはいらなくなるのではない。
あっても邪魔なゴミになるのである。