数値ばかりが先行し(リモートワーク最前線①)

聞いてほしい。
今仕事に行ってる会社は、リモートワークの推進を進めているのね。

それはもう会社を挙げて、毎月のように、それぞれの支社?のリモートワーク率を数値化して、足りてないところにハッパかけてんの。

で、うちの所もちょっと低かったらしく「このままではイカン!もっと数値を上げねば!」と上司が張り切っちゃって。

言ってみれば営業成績みたいな感じで、数字を上げることに躍起になっている。

それはもう、ポケモンのレベルを競うように上げている子どもの如く。

もちろん、リモートワークそれ自体はいいんだわ。
掲げている理念も立派。

ライフワークバランス、従業員の生活の質上昇、優秀な社員の育成、そういった言葉はまぶしいし頭が下がる。

ただ、どうにも掲げた目標数値ばかりを意識しすぎている気がする。

本来なら、それぞれの生活があって、中には家で仕事ができる環境にない方もいる。
子どもがお昼で帰ってくるとかね。
(そもそも世のお父さんには自室あんの?)

それなのにも関わらず、数値達成のために在宅にしろだの、なんとか在宅率を上げるために、午前出社して昼から在宅に切り替えろとか。
(そうすれば1日在宅した扱いになるらしい)

なんかもう、自由に働ける環境を目指しているはずのリモートワークが全然自由じゃない。
この状況に、社員すらも不満顔だった。

在宅勤務

選ぶのであって、強要されるものではない

在宅はありがたいけど、ここまで数字にこだわる必要があるのか、そもそも一堂に顔を合わせてやった方が効率がいいこともある。

それなのに、世間の流行りに乗って「リモート!リモート!」と声だけ煩く上げて、本当の意味での効率化・交通費削減とか、自由な働き方だとか、いろんなものが犠牲になっているようにしか見えない。

これじゃあ、まるで従業員は数字のためのコマみたいなものじゃないか。

「リモート率何%です!」とか言えば、いいアピールになるものな。

そういう広報に、いいように使われてる気がする。
だからこそ、納得のいかない顔ばかりだった。

私自身、なんか利用されてるようで気分が悪い。

だから、その会議で
「本来の目的とはき違えてないか。
自由を目指すための働き方が、すごく窮屈で仕方がない。
みんな、その矛盾に気が付いてるから浮かない顔をしてるんじゃないか。
そういう意見があったことを今度の会議で言ってくださいよ!」と言おうかと思ったわ。

・・・一介の派遣社員が。

普段は蝋燭の炎だけど、この時ばかりはキャンプファイヤーになったわ。

 

しかも何?

仕事は始業前、終業後の30分だけはPCを立ち上げた状態でもいいという決まりがある。

だから、みなさんギリギリまで仕事をしているけど(本来それは仕事をしていい時間ではない)、それが何度も注意の対象になってるらしくて。

「そういうことを今後していたら、個別で声をかける」とまで言い出す。

はて、どないしろと?

仕事の時間は決まっている。それなのに仕事の量は増えるばかり。
一体決められた時間で終わらなかった分は、どこへ持っていくの。

だから、みんな昼休みもカタカタやってんのよ。

本人の効率を上げろって、暗に言ってんの?
(ちなみに私はお昼休みは誰より早くご飯を取りに行き、みんながカタカタやってる隣で食ってるわ)

本当、日本人の変な真面目さって、本当にどっかズレてる。

私らの求める自由って、こんななの?
求める理想の働き方って、こんななの?

つーことを、みんな心の中で分かってるのに、誰も言えない環境こそが、最大の悪だと思った。

 

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会社に来ないでほしい(リモートワーク最前線②) - ひきこも思考