自分にとって好きなお菓子がありまして。
それがコリスの「フエラムネ」です。
特にこのコーラ味(その名も「イン・ザ・フューチャーコーラ」)が好きなので、見つけたら基本4つ以上買います。
「フエ」ラムネとあるように、実際にドーナツ状のラムネを口に当てて吹くと笛の音が出せます。でも、別に吹かなくてもいい。
フエラムネにはおまけが入ってて、女の子用と男の子用があるので、いつもは「おんなの子用おもちゃ」を主に買っている。
(だって、「おとこの子用おもちゃ」は、虫とか怪人とか、変なの多いんだもの)
しかし、たまたま男の子用を買ったら、なんとついにパッケージにもなっている「クリアロボ」が出ました!
もう何十個と開けているけど、はじめてお目見え!
パッケージになってるのに一応レア扱いです。
他のおもちゃに比べて、なんか豪勢。
クリアなプラスチックにラメが入ってる。
まあ、このおもちゃが出たところでどうという訳ではないけれど、箱を振った瞬間に、やけに重みを感じて。
開けて上から覗いた時は、砂時計的なおもちゃかな?と思ったけれど、これぞレアなおもちゃ、「おてつだいクリアロボ」でした。
出ると思わなかっただけに、これはちょっと嬉しかった。
やはりいくつになっても「レア」とか「限定」を引いた時は、興奮するものです。
このクリアロボ、フエラムネが売れすぎて増産するにも人(ロボ)が足りないという未来が舞台らしく、「おもちゃ箱に入ったままになっているクリアロボをラインに配置しよう」という設定らしい。
これはコリスの理想だな。
でも、フエラムネには熱狂的なファンがいることにはいるんですよ。
ラムネっていうか、おまけの。
過去のおまけ収集マニアなんかもいるくらいなので。
昔のおまけは、やけに凝っていた。
私も子どもの頃からこの「フエラムネ」を食べてきたけど、今のおもちゃって基本、結構な簡素というか、なんというか・・
20年以上前なら、組み立てられた車とか船とかが入ってたのに、今はほぼ単色の1パーツだけでできたものオンリー。
クオリティが下がっている。
これじゃあ、マニアの数がどんどん減ってしまうよ。
(私はおまけ狙いではなく、コーラのラムネ目当てだから、どうだっていいのだけれど)
というよりも、おまけにそんなにお金がかけられなくなったのが事実でしょう。
当時の値段は知らないけれど、それでも駄菓子の値段がおよそ倍になっているのは事実。
昔好きだった「ヤングドーナツ」は当時27円。それが今では40円を超えている。
このフエラムネも、だいたい60円前後だけれど、当時ならばもっと安かったでしょう。
それなのに、これだけのものしか作れない。
さみしい時代です。
たしかにラムネ菓子がメインだから、値段を上げられるよりは、おもちゃのクオリティは下げてもいいから安くお願いしたいところではあるけれど。
マニアが買ってくれなくなるな。
やはり、おまけに魅力が感じられないと。
だからこその、レアおまけを作ったんだと思うけど、本当に全然見かけません。
希少価値が高すぎる。
もし、未来人が歴代のおまけだけ見たら「時代と共に技術、退化してね?」なんて思われそう。
何か作れなくなった理由でもあるのかな、戦争で物資が足りなくなったんじゃ・・なんて勘繰られそうね。
確かにいろんな競争で負けてるけど。
そんなことをしみじみと、今日もフエラムネをもしゃる。