時にひきこもる思考

考察とnikki 一言で言えば、ただのエッセイ

まずいクッキー

実は家にクッキーがあって。

食べる?と親が聞いてきた。
私は「YES」とは言わなかったのに、それを部屋に勝手に置いて行った。

そのクッキー。

スーパーの割引シールが貼ってある。
たまにお菓子でも、そういうことはしてるね。
親世代ってのは、安くなってると欲しくないものでも買ってきてしまう困った人達である。

で、そのクッキーは箱入りの、1枚1枚個包装。
パッケージからして何だろう。。

早い話、あんまり美味しそうに見えないのよねぇ。
とりあえず、偏見なしに1枚破って食べてみた。

まあ、なんと美味しくないんでしょう。

一口食べた瞬間に、ヤバさを感じる味だった。

これは美味しくない、これはこれ以上、食べたらアカンやつだー

少なくとも、私の味覚はそう言ってる。
そのまま食べるのをやめました。

箱には、他にも多種類の味のクッキーが入ってるけど、正直食べたくない。

この1枚だけで危険な香りを感じるには十分だ。
(これが野生の本能である。危険なものを、そうと分かって食べるのは死に直結する)

 

こんなクッキーが売られていること自体、今の世の中は何か間違っていると思い、ネットで評判を見てみると。

おかしい。

「安い割にかなり美味しい」と書かれている。

そんなバカな。
それどころか、「これは素晴らしいクッキーだ!」とまるで救世主を称えるかのようなお言葉の数々。
「高級クッキーにも相当する」「お出しできるレベル」とまで。

皆の舌がおかしいのか、私の舌がおかしいのか・・・

正直、判断がつかない。
(こんなクッキー出されたら、正直嫌がらせかと疑うわ)

気軽に食べてくれる人がいれば、食べてもらいたかったのに。
そうすれば、この口コミがサクラなのか、私の舌が営業妨害なのかすぐに分かるのに。

というか、これだけじゃなくて、例えば子どもの頃に好きだったチョコレート菓子なんかも美味しくなかった。

いや、これは冷蔵してなかったせいもあるけど。
室内といえど、こんな気温の夏(ギリ8月)に常温で保管してるチョコレートを食べる方が、どうかしている。

 

別に、味覚異常ではないですよ。

他のご飯は、いつも通り美味しく食べられてるので。
ジャンクフードも、いつも通り大変美味である。
当然、妊娠もしていない。

まあ濃い味付けは望まず、いつも薄味を好むため、舌が繊細なのは認めるけど。
(そもそも野菜を美味しいと思わないくらいなので、子どものように「生きた舌」なのは間違いないけど)
*野菜をそれだけで美味しく感じられるのは、舌が死んでいるという説があります

ダックワーズ

これは好物のダックワーズ

でもこのクッキー・・・使える。

もし、私がいつかパートナーが欲しいなと思った時、何気ない体を装いながらこのクッキーを食べさせて、「美味しい!」と絶賛した人間は遠慮しようかと思った。

味覚の相性って大事!

ついでに言うなら、マクドナルドでソースをめちゃくちゃ使う人も駄目だ。

理想は、「僕の分のソースも使う?」と言ってくるような奴。

私の分のソースまで「くれ」と言ってくるような奴は、問答無用で切り捨てろ!

マックチキンナゲットにソースなんて要らないでしょうに。
ちゃんと味付いてるわ。それが分からんような奴は、ポイ。
(特にあのマスタードを美味しいなんていう奴は・・・あのマスタード、甘すぎる)

できればトンカツにもソースを使わず、刺身にも醤油を使わない奴。
(正反対の舌を持つ人間が満足する料理を、私は作れる気がしない)

こんなだもの、やっぱり私の舌の方がおかしいのである。
悪かったよ、クッキー。

でももう二度と食べることはあるまい。