時にひきこもる思考

考察とnikki 一言で言えば、ただのエッセイ

友人に会いに行く②(30代の友情関係)

前回、そんな感じで、久しぶりに会った我々は互いの状況を話すに至った。

私?
私は、まあ現状について話したよ。

8月くらいを目途に、人材派遣会社が紹介してくれて何かしらの仕事にありつければいいかな、と。

良くなくても合わなければ辞めればいいし、自分が我慢する必要がないってのは大きいね。気持ち的にね。

人材会社が間に入ってくれるから。それくらいの軽い気持ちでお金を稼いだっていいんじゃない?
(ここはKちゃんと同意見)
あと、講座で勉強してることとか、手相占いしてもらったこととか。

まあ、信用できないならそれでもいいけど、何も1回見てもらったからって
「依存しないように気を付けなよ?大丈夫だと思うけど」って決めつけるのはどうかと思うけどね。

ハマってすらいないし、いきなり極論持ち出してきたよこの子は!って感じよ。

そりゃ、安くない自己投資だけども。興味があるのと依存は別でしょうに。

そういうことすら真剣に考えてしまうところが、Kちゃんの真面目さでもあり、良さでもあるんだけど・・・
もっと遊び心を持った方がいいんじゃない?

ひまわり

そう、ひまわりのように

学生時代、真面目でフットワークが軽くカッコよかった彼女だけど、いつしか独身組の我々(私とSちゃん)の方が行動力もあり、自由を謳歌しているように感じる。

*Sちゃん・・・20代後半で音楽グループにハマり、以降ライブのために日本各地へ遠征経験を持つ。大学時代はバイトもできなかったおとなしい子。

あの頃は、私らは逆に自分を出せなくて小さく縮んでただけで、きっかけと年齢による開き直りを経験したら、案外馬鹿になれたりする。
私もSちゃんも、そういうタイプなのかもしれん。

まあ、それでも私やSちゃんにだって、悩みは相当あるのよ。

だってKちゃんも結構悩んでるみたいだけど、世間から見たら私の方が悲惨よ?

仕事がない上に、訳の分からないことに大金を払い、のらりくらりと生きてるんだから。
おまけに彼氏はずっとおらず、まっとうな職に就いたことすらないもの。

Kちゃんは、一応主婦やってるし、彼女の思い描いてる人生計画のどの地点に今いるのかは知らないけど、それでも順調に進んでると思うのよ。
互いに思い合えるパートナー。十分にうらやましいよ。

ひまわり

ひまわりを見に行った時の写真

Sちゃんも私も、パートナーどころか、親元からの自立すらできてないってのに。

そう。悲惨でも、悲壮感がないのが私なのだ。
うん、だって別に不幸だとは思ってないもの。全然。

だからこの日も二人して、のんきにパンを食べたり、咲いてたひまわりの写真撮ったりして、久々の再会は結構楽しく過ごしてました。

こういう話をできるのは、Kちゃんの特権よ。
ちょっと重たい話をしても、真面目に聞いてくれるのだ。昔からそういう子だった。私が影響を与えすぎたのかもしれんな。

というか、すごく評価してくれている。当時からね。

そもそも、一体なんで仲良くなったんだっけ?
いずれにせよ、お互い、当時とは思いもしない未来に生きてるのよねぇ。

ひまわり

未来は、分からない

Kちゃんに会ったことは、互いにとってプラスだったのは間違いない。

問題は、Sちゃんと二人でK宅にお邪魔しようねって言ってたのに、私が先にKちゃんの家に来てしまったことよ・・・

だって、社会人3人はなかなか揃わないもの。

この日だって、本来は前日に行く予定だったのに、急遽翌日に変更できない?って言ってきたのよ。

一人ならどうにでもなるけど、これが2人だと厳しかったはず。
となると、またまた延期ってことになっただろうし。

とはいえKちゃんと会っていた時に、実はSちゃんからも連絡が来てて、結構後ろめたかったりする。

私は隠れて二股かけてる男みたいなもんだよなぁ。

どういうわけか、2人から「一番連絡を取っている友人」ポジションに上げられてしまっている私。まあ、いろんな制約がない身だからね。

さて、次はSちゃんとのデートか・・・