時にひきこもる思考

考察とnikki 一言で言えば、ただのエッセイ

左右が違う手相(手相占いの結果)

さて、さっそく手相を見てもらったよ。
(今日は長いよ)

なんで占ってもらおうかと思ったのかっていうと、人生ずっと迷子ってのもあるけど、
ただ単に、4月に動画で見て興味を持ったものの「この線って何だろう?ん?」と、
素人では判断がつかなかったせいである。

それが分かってれば、お金を出さなくてもある程度までは娯楽として楽しめるけど、
左右で結構線の形が違うので、見れば見るほど疑問が浮かぶ。
なんか変な手相なのである。

どうせなら動画出してる方に見てもらおうと思っていたけど、なかなか臆病なもので決心がつかず。

5月も終わる頃、ようやく行動に出られたというわけです。

 

オンライン鑑定でした。

おそらくプロの方は、東京かその辺り住まいだと思われる。

夕方の鑑定でお願いしたのだけれど、いやぁ、それまでの時間、緊張しっぱなしで。
朝は喫茶店に行ってたのだけど、道中、唐突な腹痛に襲われたよ。

心臓がソワソワとしていて、ああ、落ち着かなかった。
嫌だー!と心で叫んだくらい。

いや、望んでお願いしたんだけど、やっぱり当日となるとね。
心が弱くなりますよ。

最近は、動画で解説なんかをしてくれる人も多いから声も顔も知ってはいるけど、
やっぱり1対1は厳しい。

オンラインの講座を他にも受けたことはあるけど、やっぱり初めての人と1対1は心臓に悪いって!

こんな風に、1日中ソワソワしてたよ。

 

■いざ、鑑定

で、時間になりました。
家でZoomを立ち上げます。

予約時間になったら、会議が始まったような画面になって相手の画像が映りました。

さっそくプロが話してくれたけど、ちょっと待ちたまえ。
まだ音声の許可をこっちが出していない。
オーディオにちゃんと接続しないとね。

よし、気を取り直してご挨拶から。

流れとしてはね、挨拶のあとは、何を聞きたいかヒアリングの時間があって。
そこで、
・仕事のこと(安定した正社員を目指すべきか?)
・結婚のこと(そもそもした方がいいの?)
をお願いした。

「目指すべきか、した方がいいのか」と聞いてる時点で、本音は「やりたくない」と言っているようなものだと皆さんもお判りではないでしょうか。

その通りです。

実はやりたくないのだ。
まあ、理由があるんですけど、また後程。
ここが、今回の鑑定のポイントですから。

 

■左右の違い

まず、手相なんですけど。
(事前に写メ送ってます)

私の手相って右と左で違うんですね、前回も書いたけど。

右と左で違う場合、二面性を持つため人より葛藤を持ちやすいのですって。

右手が外に出している自分、左手が内側に持っている自分ととらえるのだそう。

両手が似てれば内と外の自分の差が小さく、全く違っていればその差が大きい。
つまりは外と内の自分が大きく違うってことだ。

だからこそ、得てして人よりも悩み・葛藤を持ちやすいと言われます。

そして相の形状から、平均的な人生を歩もうとすると、なぜか上手くいかない。

結果、成功者になるか落ちぶれるかのはっきりした人生を送る人が、結果として多いのだそう。

30代まではどうやっても成功しない人生で、人生も後半、40代くらいからが華。

だから結婚しても40前後になるので、今焦っても仕方がないと。

むしろ結婚は足かせになる場合もあるので、まずは色んな事に挑戦していけばいいと教えてくれました。
そもそも結婚に興味がない人が多いそうな。

 

ふむ。

確かに、私20代の時は引きこもってた時代もあって全体的に灰色でした。
途中、ケガもして。

「あれ、20代ってもっと華やかなもんじゃないの?」
「なんで私は仕事も彼氏もなく、布団の中?」みたいな。

しかしそれが「貴方の手相から言えば、当然のことですよ」みたいな顔して言うんだもの。

ある意味、話が聞けて良かった・・・!

絶好調なはずなのに、この暗さは一体・・・?てなるよりも、「その時は元々暗い時期ですからね」ってサラッと言われた方が救いになります。

というわけで私は暗黒の20代を通り抜け、ようやく光が出始める手前の30代に突入したってとこですね。

でも、まだ数年は、迷いやすい時期だってさ。

 

■平均的な人生が無理

あと気になる、平均的な生き方が送れないとのこと。

言われたのは初めてだけど、でもそれ、なんか納得もできるんですよ。

大学時代、みんな当たり前のように就活サイトに登録して説明会の予約を取ってて、
それに疑問ひとつ持ってないんだもの。

「え、それって普通のことじゃないの?」って顔されたよ。

だけど私は、なぜかものすごく抵抗があって。

ここの会社のサービスに登録しないと、スタート地点に立つことすらできない、何その暴力的なやり方。
おかしくない?って。

まるで踏み絵を踏まされるみたいな心境だったことを、今でも覚えてます。

いや、まあこれが、安定した生活送りにくい相の所為だとは思わないけど、要はこういうことが、あまりにも世の中に溢れているのですよ。

みんなが当たり前のように進める道に、一個一個突っ込みながら歩くものだから、そりゃあ当然、置いてきぼりにされます。
その結果が、出遅れた今です。

で、今だって、まともな道を歩いてないですからね。

 

仕事もない結婚もない。

セラピストになるつもりもないのに、なぜか講座に通ってて、ちょっと前まではアナウンススクールに通いたいって言ってましたからね。

こんな30代、いる?


みんな、せめて安定した仕事かパートナーのどっちかは持ってるよ。

一体どうしてこんなことになってるのだろう?っていう葛藤、分かりますかね?

でも内心、こんな滅茶苦茶な自分を面白がっているのも事実なので、やっぱりちょっと変わった人間なのは否定できません。

結婚だって、パートナーが欲しいっていうよりは、せめて安定した収入がある人がいれば、こっちはいろんなことをやって、最終的に収入にしたいっていう目論みがあるだけで。

別に、一緒に生活したいな~なんてこと、実はあんまり思っておらず。

むしろ日々の生活だけでも人間関係があるのに、私生活な部分で誰かが入ってくるとか許せないよ。

あと、どうしても個性が強くなる分、集団性がなくなる部分もあって場合によってはぶつかると。
・・・。

基本は平和主義、安定志向な真面目な部分もあるので「これじゃだめだよー」って、常識的な自分が水を差すというか、引き留めるからこそ、罪悪感だったり悩みを持ちやすいっていう。

 

■どんな仕事が?

まあ、そんな感じで解説してくれた後、じゃあ仕事はどうだろうって話になって。

独立、あるいは雇われて働くなら専門職ですって。

例えば事務といっても、何でもできるオールマイティーな事務仕事でなく、資格を必要とする専門的な事務だったり、ニッチな分野。

接客ならばファミレスやコンビニ店員でなく、珈琲のお店の店員、○○専門店のお店といった、知識をつけて深めていける方向といったところ。

できればマイペースに働ける環境がいいけど、最低ラインとしては、その仕事内容に自分が興味を持てるかどうか。

基本的には、好きでもない仕事はこの先、絶対に続けられないから、給料や安定目当てで仕事は絶対に選ばない方がいいとのこと。

多くの人ができる「お金のために嫌々働く」ということがそもそも出来ないみたいなので、そこだけは気を付けて、と言われました。
それはもう、思考体系がそうなっているから、どうしようもないのだそう。

なーるほど。

だから違和感を持った時に、それを我慢して続けることができないのか。

これでようやく、前述した就職活動の件の理由というか、謎が解けました。

みんなは気付かなかったり、疑問に思っても割り切って進むことができるのか。。

おかしいと思ったのです。
お金のため家族のためと、みんな死の一歩手前まで来ても毎日仕事をしている。
そうかー、気持ちと頭を切り離せるから、そんなことができるのね。(←多分)

 

そんな感じでしょうか。

鑑定してくれた方は、すごく優しい方で、言葉が柔らかい男性の方でした。

「今は無理しなくてもいい」とか、「心に留めておいて」とか、クッションのある言葉で説明してくれる。

というのも、例えば私には、人から助けられる線ってのがあるんですよ。

でも、その説明の時も「私は人付き合いが上手くない」という事実も、その方は知ってるんです。生年月日から見たらね。

だから「人脈を頑張って広げてね」ではなく、
「(人が入ってくるための)扉だけは開けておいてね」
といった言い方をしてくれるんですよ。

そういう伝え方って、結構大事だったりすると思うのだけれど、その方の優しさというか、プロの力というか。

伊達に大勢の方に寄り添ってないなと。
感動しました。


まあ、早い内から成功はしないし、「仕事イヤでもお金のために頑張る」もできないみたいなので、自分なりの価値観で生きて行こうかと。

どうせできないなら、やったって無駄無駄。
そこだけを見て、他人と比べて落ち込むのはさらに無駄。

とりあえず収穫としては、安定のために慌てて就職をするのはやめた方がいいこと。

今は、まだやりたいことも見つかってない時だから、なんでも挑戦してみて、その中でちょっとずつ方向性を定めていけばいい、ということ。

やりたいことが先にあって、それになるための手段として就職や正社員になるのはいいけど、安定目当てにやるのは勿体ないよ、と。

あなたのゴールは、そこじゃないよと教えてくれました。

 

ああ、これだけで救われた。

世間一般的に、この年でこれができてない時って、なんか囁くじゃん。

「もういい年だろ」
「そろそろ職を決めないと終わりだよ」
みたいな声。

あれって世間の声であり、でも自分が囁いてる声だったりするわけで。

結局のところ、自分が自分を一番縛ってるのね。

よくよく思い返してみたら、私に「就職しろ」「結婚しろ」なんて直接言ってくる人はいなかった。

誰も言ってないのに、まるで誰かが言ってきたみたいに捉えてるけど、あれ全部、私の内なる声だったわけ。

もちろん早い段階で成功できれば文句ないけど、残念ながら皆が皆、スピードタイプとは限らない。

占いのいいところって、自分と他人は別物ですよって冷静に教えてくれるところにありますね。無駄に劣等感を抱く必要がなくなるってことです。

周りに翻弄されて、我を見失ってる時に頼ってみるのもひとつの手です。
目が覚めますよ。