次なる旅路は、山口です。
(まあそんなとこまで、よく行ったわ)
前回行った広島の隣。
実は島根に行きたかったんだけど、新幹線が通ってないため、時間かかるんですよね。
その点、山口は新幹線があるので。
よし、それなら山口にしようと、足湯に浸かっている際に思いつきました。
場所も最後まで悩んだんですよ。
元々は錦帯橋に行きたくて。
でも、その周辺にめぼしい観光地がなかったので、第二候補の秋芳洞に決定。
現地滞在時間は4時間ほど。
鍾乳洞の他に、秋吉台というカルスト台地にも行けるということで張り切ります。
秋芳洞へ行くために、新山口で降りると、なんと素敵な駅なんでしょう。
まるで、新設ビルのイメージビジョンのようではありませんか。
でも実物なんですよ、ちょっと信じられないくらい。美しすぎる写真を撮ってしまった。
そして、エスカレーターを降りていくとバスのシルエット図という分かりやすい案内。
ちなみに乗車券も売っており、そこで先に切符代を払ってもいいのだそうです。
と、バス停に並んでいた親子が話してました。
私は現金で降車の際に払うことにしましょう。
このバスでも結局私以外には、さっきの観光客の親子のみ。
途中、誰も乗ってこず。まあ、通勤時間以外の田舎のバスなんてこんなもんです。
町のすぐ奥に山がある。なんとも親近感を覚えます。
さて、今回の目的地は鍾乳洞ですので、結構な山の方にあります。
ということで、バスはどんどん山の方へ。
ひたすら山道を走った後、終点「秋芳洞」にやってきました。ここまで1170円。高い。
昔乗ってたバスは、30分250円だったわけですよ。
そう考えると、同じく30分でこれだけなので、結構飛ばしてたんだと思われる。まあ、山道ですし。
利用客は、ほとんどが観光客でしょうし。
そんな感じで進んだ後、やってきました秋芳洞。
では早速、そこまで歩いて行きます。
道は分からないけれど適当に歩いてみましたら、案内が出てました。
そこに入ると、分かりやすくお土産店が並ぶ通りに入るので、すぐに分かります。
しかし、なんともさびれてましたね。
気を取り直して奥へと進みます。
入場料を払って、いよいよ鍾乳洞へ。
といきたいですが、自然の道をちょっとだけ進みます。ここがすごく、のどか。
豊かな自然を楽しんだら、ようやくそれっぽいところに出た。
いよいよ始まりです。
・・・入った瞬間に、感激しました。
このひんやり感。この感じ。興奮。
これは例えると、例えば、遊園地のアトラクションがあるじゃないですか。
コースターに乗って進むやつ。
あれって、客は乗り物に乗って自動的に進むだけだけど、そのレールが敷かれている場所、要はセットですけど、そこに直接降りて進んでるみたい。気分は整備士。
分かりますかね?
乗り物に乗らずに、そのままレールが敷かれているセットを歩く感じ。明るいのでなくて、洞窟のセットみたいな。
そこに足を踏み入れている気分になり、私は興奮しました。
天井が高く、四方を岩で囲まれた場所で、ちょっと湿っています。
整備されている岩の上を歩く。濡れているけど。広いからゆっくりと進める。
この洞窟感。
もう一個例えると、まさにゲームの洞窟探索。
これは私が好きなFalloutの世界・・・
分かります?主人公が洞窟なんかを探索する、あの感じ!
ああ、ここらへんで敵が出てきそう!とか。
そんなゲームの世界をまさに体験している感じがして、それはもうめちゃくちゃ心湧き踊ってました。
これは、ゲームが好きな人は絶対に楽しめますよ。
正直、カメラに映る一部分だけしか映らない写真なんかじゃ全然伝わりませんね。
距離的には1キロ程度。
私は正面入り口から入り、黒谷の入り口へと向かいました。
つまりは、最初から最後まで一通り見学コース。
鍾乳洞を抜けると3億年のタイムトンネルと言われている、謎の空間に入ります。
ほんとここ、謎の演出。
しかし、鍾乳洞を抜けてきた我々の目には、それがドラえもんのタイムトンネルを歩くがごとく、どんどん現実世界へと進んでいるように錯覚されます。謎の感動を誘う。
最後の方は、これまた謎の音が耳に入ってきて、ますます異世界へと進んでいるような気分になる。
光が見えてきました。
自動ドアに阻まれたそこは、なんと15秒間隔で自動で勝手に開く自動ドアのようです。謎の音は、ここの音だった模様。
一旦そこを出て、しばし小休憩。
そのあと、再入場をして、これまで通ってきた道を戻ります。
目的は途中にあったエレベーター。これに乗れば、展望台付近まで、一気に行けるみたいよ。
もちろん、出た黒谷入り口からも秋吉台の展望台には2、30ほどで行けるみたいですが、せっかく入場料を払ってきたので、ちょっとでも長く鍾乳洞を堪能したい。
ということで、一旦エレベーターのあるところまで逆走。
で、このエレベーターに続く鍾乳洞の壁がすごかった。下が見えない。
最初は水かなと思ったんだけど、水じゃない。
どこまでもはるか下に続いているみたい。感激。
そしてエレベーターにたどり着き、80メートルを一気に浮上。
外に出たら、なんて素敵な山でしょう。
坂を登り、展望台へと目指します。。
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