時にひきこもる思考

考察とnikki 一言で言えば、ただのエッセイ

コンディショナーが必要なかった衝撃

長い前置きから入ります。

最近はシャンプーした後にトリートメントというかヘアパック的なやつを後頭部の下半分くらいから毛先までつけて洗い流して、ドライヤーのは熱風と冷風交互に乾かすということを続けておりました。

ある日いつもの通りシャンプーを終え、いつものヘアパック的なやつを面倒くさがって毛先にちょっとだけ。

洗い流した後は20分以上湯船に浸かって、その後乾かしましたところ。やけに髪の毛、指どおりがさらっとしていることに気が付く私。

いや、確かにいつも乾かした後は「さらっ、冬だからちょっと冷たっ」てなってるのだけど、この日も同じように「さらっ、冬だからちょっと冷たっ」の状態。

おかしくないか。

毛先にしかパックつけてないし、そもそもコンディショナーだかリンスだかは買ってなくて半年以上使ってないはずなのに、なんでこんなにさらりとしてんの。

と疑問に思い、翌日はシャンプーだけにして、30分ほど湯船に浸かってから乾かしてみたんですね。
もちろんシャンプーも同じもの。その他の美容液等も使わず。で、乾かしてみたら、やはりさらり。

コンディショナーを使ってた頃、コンディショナーに求めていたものは、洗髪後の指どおりの良さ。

今だと鎖骨下まであるので、それくらいの長さだと、どうしても流した後や髪を絞った時にギシギシと塊のようになって絡まるのです。
それがあまりいい気持ちではなかったので、シャンプーした後にコンディショナーを行い髪全体を滑らかなものにしていたのでした。

しかしなぜか家にコンディショナーが置かれなくなって、自分も買う気になれず、たまに実施してたヘアパック的なやつを毎日するようになり。それでも同じく滑らかなものになりましたので、不自由はなかったのです。

もちろん、コンディショナーは髪のバリアみたいなもんで、いわゆるコーティング。
トリートメントやヘアパック的なやつは、内部の痛みを補修、的な。本来、毎日するようなもんではない。

ええ、それくらい知ってますとも。
しかしまあ、補修だろうがコーティングだろうが、指どおりさえ滑らかならば、どっちだっていい。

とまあ、これくらい適当でしたので、そのうちヘアパック的なやつすら雑になってしまった結果。今のシャンプーなら、シャンプーだけでもよくないか、という結論に。

 

洗いあがりの指どおりがギッシギシで絡まっているのが嫌だから、あえてその後に色々つけてたけど、別に洗ってすぐの指どおりが悪くても、乾かしたらさらさらだった、なんてこともなるんですね。

新たな発見でした。
洗いあがりがこんなにも指どおりがキツイのだから、乾かした後もさぞやひどいのだろうと思ってたけど、そこに関係は特になかったみたい。ドライヤーの感覚も普通。

もちろんコンディショナーの目的は、例えばドライヤーの熱風からのダメージバリアだとか、まあ色々あるのでしょうが、あまりそこを気にしてなかったので、もしかしたら私の髪にコンディショナーなりリンスを毎日欠かさず使うことは不要なのかもしれません。少なくとも、今使用しているシャンプーに関しては。

もっともシャンプーオンリーの場合、乾燥後の毛先の感じは、いつもと違うんですけど。
しかし私にとってのコンディショナーの目的が指どおりだけだったので(それもどうかと思うが)、そこにあまり意味がなかったというのは少々衝撃です。

髪はわりと丈夫な方なので、ちょっとくらいダメージを与えた方が大人しくなるのかもしれません。
それにシャンプーの種類にもよると思うけど、今のシャンプーでは、何もしない方がなぜか髪がまとまっているような気もしている。

これまでは毛先が跳ねまわり、意図せずとも外跳ねしていて、ヘアアイロンでもどうにもならなかったのに、どういうわけか毛先が大人しい。ものすごく、まとまっている。
実は1週間ほど続けているけど、なぜかいつもまとまっている。

うねりなく、ストレートをキープできている!

もちろん大したツヤはないし、手で触っても絡みつくほどで滑らかとは言い難いけど。
ツヤやかだけど跳ねまくりなのと、ツヤはないけどまとまっている髪と、どっちのがいいんでしょうねぇ。

 

まあ、何事もコンディションを考えて意図をもって使う、ということですな。

痛む痛むと言われているカラーも、髪が恐ろしく頑丈な友人は「カラーして痛めつけた方が扱いやすくなりますよ」と積極的に勧められるほど。

癖毛の叔母は、シャンプーよりも特定の石鹸を使う方がまとまりがよい。必要なものは、本当に人によりけり。

しかし今にして思えば、小学生の頃はシャンプーだけでした。いつの間にか、洗髪後にはコンディショナーやリンスが当然と思ってたけど。ねぇ。

大事なのは、そういう当たり前の習慣に意識を向けることです。

習慣を変えてみることで、無駄さやありがたさ、役目を改めて知ることができるのです。

ま。
結局髪に一番いいのは、良質な睡眠です。