時にひきこもる思考

考察とnikki 一言で言えば、ただのエッセイ

食べたパンを消費する

夕方にパンを丸ごと1個食べてしまった罪悪感から、日が沈んだ時間に外へ出た。

とりあえず動いてエネルギーを発散させないと。カロリーがヤバイのです。
気付けばこの寒空の下、45分ほど外を歩いたり走ったりしてしまった。
しかし、パン1個の持つエネルギーというかカロリーは、それだけ動いても全然なくなりはしない。
(そもそも私は消化が遅く、胃もたれ系なのです)
疲れない。気持ちの上では、まだまだ歩けそう。要は燃費がいいのです。

しかし45分で切り上げたのは、単純に寒かったのと足が痛みを伴い出したから。
カロリーのおかげで体力はあるのに、足がついて行かない。

認めたくはないが、これが大人である。
子どもだったら、いくら走っても疲れはするけど足が痛いだの膝が痛いだの、そういうことってないじゃない。

それが大人になると、(食べるから)体力はあるのに身体がついて行かない。
体重が重たいからさ。
この重さを、足腰は受け止められない。
だから年を取ると摂取量が消費を上回り、すぐに脂肪に変わってしまうのねぇ。
単に代謝の悪化だけではないのね。身体がついて行かない。代謝と言えば、20代半ばの時は、真冬でも45分も走れば汗だくになったのに、今では全く汗をかかない。走っても、爽快感がないんだよ。さみしいな。

なんていうかさぁ、本当は小腹が空いた時に食べられるくらいの小さいパンを食べようと思ってパン屋に寄ったのに、お気に入りのパンが美味しそうに並んでいたから、思わず買ってしまって。これが結構ボリュームあるのよ。チーズ系よ、こってりしてるでしょ。
これがまあ値段もするのに、つい誘惑に負けてしまった。

最近寒さが厳しいので夜のジョギングに行きたくなくて、しばらく行けてなかったけど。
まるまる1個のパンを食べてしまったから45分も運動する羽目になってしまった。

これは「こんだけパンを食べたら、コイツは罪悪感から寒くてもたくさん走るだろう」という私の思考が仕組んだことなんでしょう。こういうことが分かっているから、パンを選ぶときに、明らかに夕飯前に食べるのには多いけど、GOサインを出させたのでしょう。
思惑通り、45分も運動してしまったよ。パンを食べなければ、30分以内で済ますのに。

たった45分程度の運動で、1個のパンの全てを無かったことにはできないけどさぁ。