時にひきこもる思考

考察とnikki 一言で言えば、ただのエッセイ

バスケットを編みながら

2022年の開幕です。

始まっていきなり振り返りですが。毎年恒例の、紙バンドを編みながらの年越しでした。

昔から何か手元を動かしてないと、年越しなんて暇なこと、できません。
昔は、折り紙だったり刺繍だったり。

今は、とりあえず実用重視。
紙バンドで衣装ケースを作ってます。

ケースというか、カゴ。
その中にかさばるセーター類を保管してます。
これまでに2つ作ってあるので、今回で3つ目。

およそ30メートルのテープをほぼ1巻き使い切るくらいで、立派なカゴができますが、
これでだいたい2000円。
つまりは、1つ2000円のカゴってことになる。
まあ、高いカゴですな。

市販の物だと、これくらい出せばそれなりに丈夫でデザイン性にも優れたものが手に入るでしょう。
そういうものを無視すれば、いくらでも安いものが手に入る世の中。

しかしまあ、こうして手を動かして過ごすのが年末年始の行事みたいなもので。

このカゴにするまでは、300円とかで売ってる布っぽい感じのPPバンドで編まれているカゴを使ってたけど、これが時間経過とともに劣化して。

さすがに10年も経つとどうしてもね、繊維がダメになるわけよ。
崩れてしまって繊維が空気中に広がっていって。
掃除しても、次々と埃になっていくものだから、全て解体して捨てました。

あの燃えそうなバンドと、それを安定させるための金属の枠を切り離すため、ハサミで切って。
しかも劣化しているバンドなので、カットするたびに繊維が舞って、煙い煙い。
苦労しました。

しかし、この紙バンドのカゴは文字通り紙でできているので、不要になれば潰して燃えるゴミの日に処分すればいいだけなので、気楽。

プラスチックのカゴなんかより、捨てやすいし環境にだってよっぽど優しい。なんせ、再生紙でできてるのだから。
万が一落ちてきても、軽いからケガもしない。

大きさだって、自分の棚に合わせて作ればいいので自由自在です。

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これぞ2000円の高級バスケット

こんな調子で、今年も何かしら手を動かしながら生きていきます。

 

さて、今年、世の中はどういった方向に動いていくのでしょう。

年が変わるたびに、いろんなものがどんどん先へと進んでしまいます。
我々も、これまでの習慣や常識から一歩前に出る必要があるのかもしれません。

今年は、実は初めて元日からショッピングモールへと行ってみました。

人が多くてお店で悩むことすらできなかったので早々に帰ってきましたけど。

判断力が試されるので、慣れないかつ優柔不断な私には不向き。

とはいえ今まで正月は出かけずに、何もせずに家族のいる家で過ごすというのが習慣で、今は親戚と揃うこともすっかりなくなった我が家ですが、それでも元日は惰性で家に居続けていたけど、今日はじめて破ってみた。

何を買うでもなかったけど、気分は良かった。

その帰りは例年通り、日が暮れてから一人初詣に。
その時たまたまですが、神主一家のお子さんが、お母さんと共に賽銭箱からお賽銭を取り出してました。

引き出しのように引き出していたけど、小銭がたくさん入ってましたねぇ。
それをかき寄せるように小さな入れ物に移し替えてました。

十円玉の色が多かったけど。
偶然とはいえ、正月早々、珍しいものを拝ませていただきました。