時にひきこもる思考

考察とnikki 一言で言えば、ただのエッセイ

馬鹿にできない大殺界

ネットの占いを見てみたよ。

大殺界って知ってます?
六星占術における、あんまりよくない時期のこと。

12年の内、3年間という長い期間。
というより、いろんな運気というか流れが1年ごとにありまして、その中で、いい流れが来ているときもあれば、当然反対の流れになっている時期もあるということで。

まあ、自然な流れのひとつの時期らしいんだけど。

私はそれを初めて、前に叔母と会った時に聞いた。

叔母の知り合いに占いに明るい人がいたらしく、叔母に対して助言をしたことがあるそうだ。
職を転々とする叔母。この時は動かない方がいい、などとアドバイスをくれていたそうな。

叔母も言われたからには気にするものの、でも仕方がないこともあると。

でも基本、運の悪い叔母。
ちょっとは気にしているそうだ。
事実、あまりよくない時期に動いたが故に、はずれを引いてしまったこともあったらしい。

私は、それを聞いても特に気にしなかったし、そういう流れがたとえあったとしても、その時期に受験や就職があったりと世の中どうにもならないこともある。

いちいち気にしていたら、余計に気が詰まってしまうよ。

と思って、気に留めないでいたけれど。

たまたま今日、「貴方は金星人ね」という話をされたので、いろいろと検索してみると、大殺界の時期も書かれていた。
その時期そのものはまだ当分先だが、そこには過去の時期も書いてあった。

それが
・2003年~2006年
・2015年~2017年

それを見て笑う。
私の年齢からいうと、その時(2003~)ってちょうど中学生の頃。

その頃は人生でも結構暗い時期で、この中学時代の暗黒が、その後の人生観に大きく影響を及ぼしているような気がしてならないほど。

友達がいなくて、クラスでもひっそりしていた時期。
視力も悪く、周りを睨むように見ており、ニキビ面と猫背で可愛げがなかった。
いい思い出はほぼ皆無。

そして、人生で最も暗かった引きこもり期、その期間約3年。

そうである。

多少のずれはあるが、だいたい24~27あたり。2015年~2017年という時期は、まったく仕事をしていなかった。
つまりは、そういうことだ。

他の時期が決して明るかったとは言わないが、それでも自ら動くことができないような重苦しい時期、しかもそれが年単位で続くというのは、なかなか訪れないものよね。

しかもこの時期の共通点として、「自らを責めている時期」でもあった。

部活を辞めて、なんだかんだ前向きになれずに、そんな自分が情けないと嘆き。
仕事を辞めて、何もない自分、生きていてもすることがない、どうせ何もできないと嘆いた。

そんな感じで、自分を嫌いになりやすかったり自分に嘘をついてしまったり、そういう「自分責め」なところがあった。

後ろめたさから人から離れていったりね。
そんな人生の暗い時期が2つとも大殺界の時期だったなんて。

これは苦笑するしかない。

基本その時期は、自ら動いて解決したことはなく、基本は「待ち」。
打開は、時間での解決。

誰かが新しい仕事を持ってきてくれたり、高校入学だったりね。

だけどまあ、それでも最悪、時間が解決してくれるから、人生の中ではそういう時期もある、くらいに思っていればいいかと。

今はたまたまそういう時期が自分に訪れているだけだと思えば
「これが常に続くわけじゃない、いつかは終わって晴れ間が見える」
と、気持ちの部分で余裕が出てきませんか?

知らなければ「もう自分には幸せなんて来ない」と絶望するだけ。

逆に考えれば、いつも輝いているあの人にも、うまくいかない悩める時期はあるのだよってことですね。