時にひきこもる思考

考察とnikki 一言で言えば、ただのエッセイ

気にする人こそ、いい服を着よう(スーツ考察1)

さて今回、スーツ量販店に初めて一人で自ら足を運び。
スーツって今まで最悪でどうしようもない、苦痛なだけのイメージしかなかったけれど、なんか新鮮な気持ちにさせられたのでした。

まず、カッコイイ。

どうしても就職活動という悪いイメージしかないから、できれば着たくなかったけれど、自由に選べるとなると本当に楽しい。

似合うと思うものをちゃんとしたサイズで着ると、こうも自信がみなぎってくるんですね。スタイルも良くみえます。

そしてやはり、上下を同じものにして着るセットアップというものは、人によっては難しいと思った。重たくなるんですわ、全体的に。

前からだとブラウスやらシャツで明るく変化を付けられるけど、後ろ姿は最悪。

グレーチェックですら横から見ても重たーって思ったくらいだ。

スカートならまた違うかもしれないが、パンツの場合、フレアラインだったらますます重たく見えただろう。上下スーツは、よほど細身か長身の人しか似合わないだろう。

パンツを履きたいのなら、テーパードのみにすべし。と言い切れるくらい、少なくとも低い背さんにフレア・ストレート系は向かない。というよりも、女子はみんな向かないわ。

パンツスーツを着たいなら、テーパード一択にせよ。フレアラインなんてものを穿いた日にゃあ、人が近寄って来なくなるよ。(迫力が出すぎて)

 

しかもさ、今回、私の買ったブランドは7号がちょうどよかった。

ブランドによってはタイトな作りのため、サイズを上げた方がピッタリくる場合もあるし、下げた方がいい場合もあるでしょう。
このサイズが正しい!というのはなくて、ものによってサイズを合わせることが重要なのね。

でも20歳で買ったリクルートの黒スーツ、普通に9号でしたよ。。
(パンツが最悪のフレアラインで、こんなもの、さっさと捨てろ!)

18歳で買った大学の入学式用のスーツのスカートなんて、今見たらサイズ40、これ日本だと11号~13号に当たるんですけど。

いやあ、私痩せましたな、なんてことじゃなくて。
確かに受験後の体重は、身長150弱に対して50キロ普通にオーバーしてて、人生で最も肥えてた時期ではあったけれども。

たとえ部分部分はちょうどよかったとしても、7号サイズが合う人間が11号のスーツを着たら、全体的に大きすぎるのは火を見るより明らか。

そんなスーツを着て映っている自分の自信なさげな写真のせいで、私は「スーツがまるで似合ってない、スタイルが悪すぎて最悪、短足すぎて死にたい」という印象を10年も持ち続けたのよ。

そんな気持ちで挑んだ就職活動は、当然自信喪失のままで、行ったのに引き返したりドタキャンしたりで、本当に最悪でした。

 

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これだけの差が、大きな差になるのです。

今調べたら、過去のパンツ(奥の黒色)の裾は24cm、新しい奴と比べてここまで違う。
(古い黒の方が少しばかり長い。これはパンプスに少しかかるよう調整された長さ、とのことらしい)

もちろん、ストレスで急に太ったり痩せたりはあるでしょうが、自分にとって満足できるものを着ることの重要性。

私は人目を過剰に気にする臆病なタイプなので、この手の自信や気分の上がり下がりが顕著に出てしまうのを自覚している。

そういう人は、着ているもので自信が大きく変わってしまうので、毎日素敵だと自信もって着られるものを身に付けましょう。
ええ、もちろん鈍感な人は、別に何着てたっていいや。

 

それにしても、まさか自分が自分からスーツが欲しいと思って、しかも買いに行くことになるなんて。自分を侮ってました。

欲しいな、と思うことは多々あれど、それを実行に移すことなんてそうないことかと。

それがましてやスーツ。コンプレックスの塊で、そんなもの見たくもないと思っていたくらいなのに。

何がきっかけで、人生どうなるかなんて分かりませんね。

しかも暑苦しい情熱を、こうしてブログでぶちまけてるんだから。

というわけで、スーツ考察は<2>へと続く。。

hikikomoru-shikou.hateblo.jp