時にひきこもる思考

考察とnikki 一言で言えば、ただのエッセイ

クレカすら持たない現金主義者、PayPayをはじめる

PayPayを、はじめてみました。

もともと、あんまり現金以外の支払いなんてやったことがなかったんだけれど。

持ってるのはWAONカードのみ。しかもそれすら親戚からのもらい物で、自分の意思で手に入れたものではない。

クレジットカード、デビットカードも当然持っておらず、お財布ケータイもやったことがなく、そのためスマホ決済なんてものも当然のごとくやらない派だった自分。

昨年のキャッシュレス祭りにも、知らんフリしてたこの私が。

なんとなく、始めることになりました。

 

というのも簡単な話、ちょっとしたネットでのお買い物に、銀行振り込み、コンビニ決済はあるものの、数百円の支払いをそれでやるのにちょっと抵抗があったこと。

あとはクレジット払い、あとスマホ決済でPayPayマークもあって。

あ、これで支払えるならいいじゃないかーと、そんな軽いノリで、「やる?やっちゃうか?この際!」という流れでインストールしてみました。

こんなもんです。

今まで、散々「今キャンペーンやってます!」「今ならポイント云々!」とか。

そういうのをやってたけど、どうも保守的な質なもんで、そういうハイテクなことには臆病になってたというか。

スマホを持たないで出かけることも多いし、支払いは現金がよいという(現物主義)そんな主義があったもので、あとは、セキュリティ的な懸念ね。
スマホの対策がばっちりかっていうと、実はかなりザルだったりするから、私が。

 

躊躇するどころか、私には関係ないと完全なスルーを決め込んで見向きもしなかったけど、まあ、欲しいもののためなら、そんな葛藤すら乗り越えるよね。

別に普段の買い物をそれでするつもりはないし、でも毎回、ちょっとした買い物のために銀行に走るのも面倒だし。

こういうオンラインの買い物には、クレカを持たない私には必須じゃないか。

というか金曜日、職場に財布を置き忘れて帰って、買い物しようと店に入って、残金を確かめようとして気付いたくらいだし。

普通に店の中で、財布の中の残金を堂々と確かめられる人間でよかった。おかげでレジ前で、恥をかかなくて済んだ。

まあ、そんな時もあるのだし、もしものためでもある。

 

私は自分で言うのもなんだけど、損得で物事を決めるタイプではない。

それはむしろ恥だと思っているし、謎の抵抗がある。美しくないという美意識かもしれない。

どんなに得なキャンペーンがあっても、それで動く私ではない。損をしまくっているのは、当然分かっている。でも、そんなものよりも自分のノリの方が大事なんだ。

ただそうはいっても、そういうキャンペーンで簡単に手を出せる適応力のある軽い人間を、本当は羨ましいと思っている。

「変化を嫌う」の典型的なタイプだと自覚している。

でも自分にとって必要なタイミングは、本当に自然にやってくると思っているので、
だからこそ飛びつかないとも言える。

それは他所からの圧力などでは絶対に動かないという、頑固な意思でもある。

流されてなど、やるものか。
そんなものでなびくなど、プライドが許さない。

必要なものは、必要な時にちゃんと必要だと思える瞬間が今回みたいに自然と来るので。

そういう時は、自分を無理に説得する必要もなく、また葛藤や悩みもせず、むしろ嬉しいと興奮さえするので、やはりそういうタイプの人間は、その時が来るのを待つのが正解なのではないかと考える。

 

流れが来ている時は、本当に抵抗なく進んでいける。

ですから、焦ることはないのです。

 

ちなみに、欲しかったものは楽譜でした。

趣味として再開したピアノ。

たまたま見たドラえもんの解説動画でBGMとして使われていた「たなばたさま」に心揺れ、弾いてみたいと「たなばたさま」の美しいピアノ演奏動画を見つけ、楽譜販売していたサイトにリンクから進み、さらにそのサイトが10日前にPayPay払いに対応したという、そんな偶然の連続がありました。

ね、こんなお膳立てされたような流れがあると、もうやるっきゃないって思うでしょ。