時にひきこもる思考

考察とnikki 一言で言えば、ただのエッセイ

雨の日にとって、靴とは

朝から雨の日って、なかなか憂鬱でもある。

特に当方、雨の日であっても電車賃をケチって自転車で通勤してしまうため、雨の日はレインコート必須だ。

それでも濡れる。

こういう日は、普段は履かない膝丈のスカートやハーフパンツを履くこともあるが、
それでも下半身は濡れてしまう。

そういう場合、着替えも必要になる。

しかし、服はどうにかレインコートでしのげても、それで無理なら着替えを用意したとしても、どうにもならないものが1つある。靴である。

 

朝の風景にて、身体は上下別れたレインコートというかレインウェアを着ている人が自転車を漕いでいたが、その足元、透明のビニールを履いていた。

シャワーキャップの、足版みたいなやつ。レインウェアではカバーできない足元を、足元専用のカッパ(これはレインコートとは言えない)で補うという作戦らしい。

なんとも、うーん。ちょっと。いや、こういう風景、雨の日ならたまに見る。

主に高校生男子がやっている。

スーパーのレジ袋に足を突っ込んで、足首のところで結んでいたり。

確かに袋は防水だから、ぎゅっと結んでいたら靴が雨水で濡れることはないだろう。

大事な靴を守るためには、それしかないのもわかる。特に高校生の靴なんて白のスニーカー。

雨の日に汚れたら最悪だ。しかしだ、見た目が悪すぎる。

レインコート愛好者の私であっても、さすがにそれは真似したことはない。それをしなかったばっかりに、雨の中高校に着いてほっとしたのも束の間、足元が濡れに濡れて大変なことになっていたことがある。

靴下だけは持ってきていたけど、肝心の靴が濡れているから、靴下を変えても全く意味をなさないのだ。しかも、そんな靴に限って、全く乾かないでしょ。

 

でもなぁ。さすがに、レジ袋に足を突っ込む気にはなれないし、透明なシャワーキャップも勘弁。

つーかさ。そこまでして、靴を履く意味ってある?もう、その人らは、見た目を意識しないわけよ。靴が無事なままで目的地に着けばいいのよ。なら、もういっそのこと、靴を履かないで目的地まで行くのはどう?

靴は、それこそレジ袋にでも突っ込んで、カゴに入れる。目的地に着いたら、それを出して履く。

もちろん、道中は靴なしだけど、どうせ自転車に乗ってるなら、靴なんていらないのでは?石とかを踏んで痛い、汚いから靴を履くのであって、自転車のペダルに乗っけてるだけじゃ、靴なんて履かなくてもいいのでは?

裸足はちょっと・・・なら、靴下でも。サンダルでも。いやいや、ビニールで足元を覆うくらい、あまり他人の目を意識しない人になら絶対できる。

逆に、学校や職場で履く靴を、そんなにガードしてまで守らないとダメなもの?

私も、靴はよく濡れて乾かないと分かってるけど、長靴や雨用の靴は持ってなくて。

びしょ濡れになって、職場に置いてある靴に履き替えるだけ。ただ私の見栄のためだけに雨に打たれて濡れさせて、自然乾燥させられるだけ。ちょっと、この靴を気の毒に思う。

何をどうやっても中まで濡れるような大雨の際、いっそのこと靴を脱いで、靴下だけでペダルを漕いでみるというのはどうだろう。

しかし、すぐに職場の席に行けるならともかく、道中階段とか自転車置き場を経由だから、さすがに靴を持たずに来るのは不可能か。バレエシューズみたいな靴を持参するしかないようだ。

でもね、案外道って裸足で歩いても、夏場の灼熱の舗装道路以外は、平気なものよ?

そりゃ排ガスで真っ黒になることもあるけどさー。それもまた、楽し。

今日これからの予定が、仕事じゃなければね。