時にひきこもる思考

考察とnikki 一言で言えば、ただのエッセイ

サンダルのサイズ感を狙う

通販で靴を買った。

夏に履きたい、サンダル。

行く場所?  ―――近所の郵便局だよ。

 

今回買ったのは、リーボックのサンダル。インスタポンプフューリーサンダル。

スニーカーテイストなサンダルで、大変にカジュアルである。

正直、ここの靴って気持ちが悪い。
血管が浮き出てるみたいで、デザインとして微妙。でもサンダルはつま先が出ていて、全体的にも爽やかだ。

ある程度、甲を覆ってくれているのもよい。私の甲は、本物の血管が浮き出ているのだ。
本物の血管よりは、デザインされた血管の方がマシである。

 

ネットで買う以上、悩ましいのがサイズ選び。

正直、賭けだ。サイトに書いてある靴のサイズ感なんて、どうもあてにならない。

いつも履いている靴のサイズだって、本当にまちまちだ。

普段ジョギングシューズを履いているのだけれど、気に入りのナイキで24.5センチ。これも、ものによっては24でいい時もあれば、24だと窮屈な時もあるから困る。特にナイキはサイズ感が小さく感じられる。

同じ靴で24センチと24.5センチを持っているけど、履いた感覚が結構違う。かと思えば、ほとんど変わらないものもある。内側のクッションだとか、全体的なシルエットだとか、そういう個々の特徴があるから、一概に自分のサイズ感というものが把握しにくい。

 

それでもだいたい24センチが基準かな。
運動靴は、指1本のゆとりが必要って言うし。

かといって、このサイズ感を、他のメーカーの靴に当てはめてはいけない。なぜなら、VANSのタウン用な紐靴は22.5センチだからだ。これでも大きいとすら思える。

靴の部類として、一応スニーカー・スポーツシューズという名目でも、持っている靴のサイズが2センチも異なるとは、これ如何に。

サイズがS・M・Lだと、多いのはLかな。

ズボンとコートのサイズはSなのにねぇ。

正直、売っているもののサイズがないことが洋服ではよく起こりうることだけど、靴に関して言えば、困ることはそれほどない。

大抵、小柄な人は靴のサイズがないということで大変悩まれているけれど、こういう例外も世の中には存在する。
(むしろ靴で悩むのは、足が良くないため、まっとうに履ける靴がほぼないことだ。ヒール無理、スニーカーも多くがアウト。ここ数年、サンダルとは無縁だ)

 

さて、買うにあたり自分の足の特徴を述べよ。

・実際の足の長さは23センチ
・親指が一番長いタイプ
・全体的に、べたっとなっている
・幅も、特別狭くはない
・踵はなんとなく小さい。手のひらで包める。昔より、踵が小さくなった気がする
・アーチは高くも低くもない
・爪が斜めに生えている(というか、指が上がってる?)

 

靴において、重要なのは、つま先の高さ。

つま先が低いタイプの靴、スリッポンとか、バレエシューズとか。そういう靴は、サイズがいくら足のサイズであっても、親指の爪が革を突き上げてしまうことが多いため、必然的にサイズは上がる。親指が長い以上、これは仕方がないことだ。

スニーカーでもそう。爪が苦しくないか、でサイズを選ぶと、大抵24センチになる。だから、通販での靴って難しい。

一度Lサイズのスニーカーを買ってみたら、大げさに言って2センチくらい余ってしまった。(確かLサイズで24センチくらいの表記だったと思う)

 

通販での靴は危険だと思っていたけれど、今回のサンダルは・・・仕方がない。

ようやく、まともに履けそうな感じだったんだから!しかもなかなか売ってない!

もともとナイキのサンダルが欲しくて去年、靴屋で探していた時に、リーボックのを見つけた。買わなかったけど、一応目を付けておいたのだ。

普段の靴的に、24センチが妥当かなと思ったけど、ナイキのサンダルを試し履きしたとき、23でピッタリだったから「つま先が開いているサンダルなら、23で十分だ」というひらめきが降りてきて、23センチにしようと決意。

まあ、スニーカーは靴下ありきだし。

それでも、手元に来るまで不安で不安で。。

で、届きました。

全く何一つ、問題がなかった。むしろ1センチくらいゆとりがある。

考えてみれば、○○センチというのは靴の全長でなく、○○センチの足の人が履けるサイズですよってことだ。靴下を必要としないサンダルなら、なおのこと。

まさに読み通り。

私は賭けに勝った。おかげで、ようやくサンダルが楽しめる。