時にひきこもる思考

考察とnikki 一言で言えば、ただのエッセイ

時には、自分に激励を。

最近、というか昨日は気分が重くて、なかなかソワソワ落ち着かなかった。

ああ人生、もう生きていくのが嫌になってくる。ちゃんとしたレールの上をトロッコで走れてない人生。

そもそも走っているのは地面なのか水中なのか、空中なのか、それすら分からない不安定な走行。

5月病でしょうか、いえ、4月からです。

いつもは、基本的に気持ちを吐き出すために書いているこの文章。悪口愚痴は書かないつもりだけど、にじみ出てくるものはあるよね。それも含めて自分だと捉えているのだけれど。

今日は、少し上からの目線で、自分に激励を。

 

いつもいつも、手に入れられなかったもの、失った過去を惜しむように、振り返り立ち返り。未練がましいことでしょう。

そんな人生ではあるけれど、いえ、そんな人生であっても、得られたものがあることに目を向けてほしい。

当然失ったもの、手に入れられなかったものもあるでしょう。後悔もあるでしょう。いつだって、ちゃんとした正しい道は歩けていないのは、分かり切ったことです。

しかし、できなかったことができた自分、これまでとは違う行動、挑戦ができている自分もいるのです。

1年前まではできなかったこと、進まなかったこと、やりたいけど実現できなかったこと。思い返してみてください。

1年前の自分と、同じだけど明らかに違う自分がいることに、気付いているはずです。


1年前は、ブログ等の形で自分の思いを発信することが目標でした。

1年前は、趣味についてHPを公開するなんて、夢のまたユメ、それはいつかやりたい目標でした。

1年前は、一人で外食にも行かなかった。行くことが、勿体なかった。自分のためだけに、お金を使って美味しいものを食べるなど・・・

1年前は、帰りにドーナツだのアイスだのを食べて帰りもしなかった。自分のためだけに、・・・省略。

1年前は、・・・

 

パッと思いつくだけでも、これくらい。

もっと書ききれないくらい、たくさんのことが出来ている今があります。それが今の自分です。

1年前、夢であり目標であったことが、全部とまではいかなくても、いくつかは実現させているのですよ。たった1年の間に!!

できたことは、そこに必ず何かを乗り越えた自分がいます。心の抵抗、恐怖、臆病、そういったありとあらゆる抵抗を超えた先に得られた結果です。

できるようになった自分、事に対して、見ないフリをしないでほしい。

頑張った事実を、なかったことにしないでほしい。

そんな事実がちゃんとある自分に対して、「でもどうせ自分は・・・」と否定せずに、
そこにもっと素直に目を向けてあげてください。


もちろん、1年前にできたことが今できない、そういうものもあります。得られたものがあれば、失ったものも当然ありましょう。得られたからこそ、いい意味で捨てられたものもあったはず。

後悔、未練、嫌な過去、挙げだしたらキリがない。

しかし、いつまでもそうした部分にばかり気を取られ、目線をそちらにばかり向けてしまっては、頑張った今のあなたが気の毒です。それは、今の自分を自分で勝手に否定していることになります。

頑張った自分は、いつだって褒めてほしいと期待しているのに、肝心の自分が、失ったものにばかり目をかけているなんて、ネグレクトもいいところ。

変わりたければ、まず、そんな自分への目のかけ方を変えてください。

 

ワンピースのジンベエ親分もおっしゃっています。

失ったものばかり数えるなと。

今あるものに、まずはちゃんと目を向けなさい。

 

1年前の方がよかったこともあるけれど、1年で変化した自分を、もっと受け入れて。

変わりたかったのでしょ?

それならば、小さいけど変わった自分の一部分を、もっと大事にしてあげなさい。

大きな変化にばかり気を取られ、確かな小さな変化を見ずに、変わらない変わらないと嘆くばかりでは、自分だって自分を好きにはなれません。