時にひきこもる思考

考察とnikki 一言で言えば、ただのエッセイ

金縛りにあう

実は、かなりのストレスをため込んでいたいたためか、金縛り的なものに遭遇しました。

昨日とか、ちょっと色々あって。

どうやら、随分とショックを受けていたらしい自分。

いや、仕事のことで多大なストレスがあったことは事実なんだけど、とある人に言われたことには、ショックを強く感じているのだそう。

過去にも、同じような強いショックを感じたことがあるのかもしれない、とにかく、ゆっくり過ごされてみては?という話だった。

 

で、金縛りにあう夢を見たわけ。

金縛りとは、身体は眠っているけど脳は動いているから、意識はあるのになぜか身体が動かせない、身動きが取れないと思ってしまう状態のことをいう。

夢の中での出来事なのか、それとも現実として起きていることなのかは、正直判断がつかない。身体が眠ったままなら、そもそも瞼すらも閉じられているはずだし、となるとその光景が見えているわけがない。

しかし、私は見えていた。

親が乗っかってきたからだ。

 

金縛りの状態って色々あると思うけど、私がこれまで体験した金縛りの夢では、いつも必ず人間が私に覆いかぶさってくる。職場の男性だったこともあれば、親だったことも。

特に母親の割合が大きい。

これはおかしなことだけど、私、いつも寝る際には電気一つ点けておらず、真っ暗な状態で眠っている。にも拘わらず、乗っかっているのが母親だって分かるのはどうしたことか。

これだから、「夢」と書いてるのだけど。
現実なのか分からないから。

顔がはっきり見えているのか、なんとなく分かるのか、夢だから何でもありなのか。

そこらへんは都合よくできているが、とにかく母親が覆いかぶさってきて、私もそれを母親だと認識している。
今ではそれは夢だって分かるけど、初めての頃は恐ろしかった。

最初は、本当に現実の出来事かと思って身動きを取ろうとしても、まったく身体が動かず、胸にまで覆いかぶさっているものだから息が苦しい。
おまけに声も出せない。

出そうとは思うけど、胸、喉が苦しくて声にならない。

必死で、なんとか母親を引きはがそうとするも、どうにもできないのだ。

母親だからまだ大丈夫、敵意はないと分かるが、父親含めて男性の場合だと本当に襲われるかと思ったくらい、かなりリアルで恐怖な体験だ。

 

今では、こういう体験が金縛りの夢だって分かるから、とりあえず身動きはとらずに時間が経過するのを待つようにしている。

苦しみはあるが、時間とともに動けない苦しさから解放されると分かっているからだ。夢か現実か分からないけど、寝そべったまま、冷静な判断をしている自分にも気付く。

ある日の夢では、寝そべっている時に揺れを感じた。
でも、これまた身体は全く動かず、意識だけが覚醒している感じ。

身体は動かないけど揺れていて、でも現実なのか夢か分からなかったから、意識を上の方に持って行ってみた。

ベッドの頭の方に机を置いていて、そこにガラス容器に水とガラス細工を入れた置物がある。
これがちょっとした振動で揺れると、ガラスがぶつかる軽やかな音が聞こえるのだ。

だからその音が聞こえれば、現実として揺れていることになるし、音がなければ揺れているのは私だけ。

耳を澄ました結果、音は聞こえなかったため、揺れているのは私自身、ならそれは夢だと確信した。これも一種の金縛りだったに違いない。

 

こうした金縛り的なものに、20代の真ん中くらいから遭遇しだして、滅多に起こらないけど、1年に1度くらいの割合で遭遇してはいる。

揺れているならともかく、今回のように、知っている人が覆いかぶさってくるのは、大変気持ちがよろしくない。

夜だから、その相手が寝ぼけて私の部屋に入ってきたのかもしれない、という妄想にもつながり結構怖い。

覆いかぶさってくる相手が幽霊や悪魔といった、訳がわからないものでなく、知り合いばかりというのも怖い。

とりあえず、かなりのストレスを抱えていことだけは確か。
相手が親っていうのも気がかり。

正直、最近ずっと自覚のないところで色々起こっていて、ちょっと参っている。。