時にひきこもる思考

考察とnikki 一言で言えば、ただのエッセイ

見当たらない理想の女性像

理想の女性の姿ってなんだろう。

女が思う、理想の女性って、なに。

そして、私はどういう女性の姿に憧れているのだろうか。

 

分からない。

理想の姿が、思い浮かばない。

子を愛で育む姿?それとも、男性に発破をかけられるくらい、強くしなやかな姿?

でも、前者は女ってより、母なのよね。

どうしても、女=母のイメージが強すぎて。

別に私の母ではなく、もっと一般的に。これはまあ、多くの人がそう思っているのだろうけど。それくらい、母親というものは、子どもから育ってきた大人にとっても、大きな存在なんだと思う。

 

だからどうしても、理想の女性像や、憧れの女性って言われても、よく分からない。

男=父のイメージはないのにねぇ。いや、子どもの頃の自分にとって、父の影がうすかったとか、そういうこともあるだろうけど。

やっぱり、子どもの頃は、外で働く父の姿がイメージできなさ過ぎて。ホント、マスオさんとか会社でどんな仕事してるんだろう。未だに分からない。

 

こういう、男から見てもカッコいい男性像って、まあ聞く話だけど。漫画でもドラマでも小説でもいいんだけど。そういうかっこよさってあるし、何となく想像がつく。

一方で、女から見て素敵な女、女性像って例えば?

身近な人でも、セリフでもいい。生き方でもいい。物語でも。

それが現実でもフィクションであっても、なんか、いいなあって思えるもの、あるかしら。ちょっと思いつかない。
韓国でいう、ガールクラッシュ?確かに、理想の女性像って、どこかカッコよさのある女性なんだよね。それは、その方に男性性を見ているからそう思えるのかしら。結局は、自分を守ってもらいたいという本能がそうさせるのかしら。
自分がそうなりたいか、と言われると違う気がする。

 

平等さを求めるのは大変素敵なことだけど、その先の理想の姿っていうのは、どういうものなんだろう。

それを私も、共感できるかしら。

いや、それともそんな理想なんてものは、もはや必要ないのかしら。

理想もクソもない、ただ自分が生きている、それこそが本当の個人の平等であり、これからの社会が目指していく方向なのかもしれない。

 

なるほど。

理想の自分なんて、そんなものなかった。

憧れはあるけど、自分がこうありたい理想の姿とは、またちょっと違うのだ。