時にひきこもる思考

考察とnikki 一言で言えば、ただのエッセイ

私の執念が、現実を引き起こした

さてさて、眼科に行ってきたのね。

昨日に行って、コンタクトレンズを頼んできた。で、今日にはお試し用のレンズが届いたから、夕方に再度眼科に行ったわけ。

 

実は昨日の段階から、ちょっと気がかりだった。

本当にこれでよかったのかって。

 

別にそれがいいとか悪いじゃなくて、理解ができぬまま話を進めてしまって、要は、ちゃんと納得しないままなのが気がかりで、それが後になって相当な後悔につながった。

もっとよく考えてから、決めればよかったと。

料金のこととか、ケアのことを。

 

そこはまあ、メニコンというメーカーなんだけど、種類も多いし、料金体系もあそこは特殊な定額制で、そこらへんをあまり説明されないままだったから、後から後悔したわけ。

向こうももっと説明をするべきだったし、こっちも、もっとちゃんと聞いておくべきだった。

いや、聞いている最中にも色々と気が付いてはいたけど、そのまま流してしまった。流されてしまったというか。

両者の間で、うまいことかみ合ってなかったわけ。

 

昨日の午前中に行って、その段階で、同僚にグチグチ文句を言いまくっていた。

きっと同僚も呆れていたことだろうが、そんなもん無視して、不信感だとか不安感だとか、あらゆることを口に出して。帰宅してからも、なんかずっとモヤモヤが残っていた。

 

で、そんな後悔を昨日は眠るまで散々悩み、今日も朝から気分が重く、お腹まで痛かった。朝から食欲もなく、体幹も不安定な感じで、手足にも力が入らない。一言で言えば、生きている心地がしなかった。


どうにも気がかりで仕方がなかったから、心では、キャンセルすることにしようと決めていた。

最終的には、お試しレンズを使ったうえで、購入するかキャンセルするかを改めて決めればいいと、そう結論付けて取りに行ったら。

 

結果、眼科側の発注ミスで、今回の取引はなかったことになりました。

届いていたレンズは返品することになり、試す間もなくキャンセルし、別のメーカーのものに変更してもらいました。

 

まあ、そのメーカーが悪いというよりは、私自身の理解のなさや、向こうの説明不足など、何かと心に引っかかりのある買い物だったから、今回の発注ミスにより、縁がなかったのだと簡単に解釈することができた。むしろラッキー、結果オーライ。

どうせお試し期間が過ぎればキャンセルするつもりだったし、その期間が早まっただけ。

でも、お試し期間中の間中、モヤモヤとした気持ちを抱えていなければいけないと覚悟し、ちょっと暗くなっていた気持ちが、あっさり消失した。

 

いやあ、すごいなーと。助かった。こっちとしては、なんと素晴らしいタイミングなんだと。ちょっと感動したもの。

こういうことって、あるんだなぁと。

 

まあ、もちろん、今回頼んだ別メーカーのコンタクトが素晴らしいかは別の話。

機能面では、ちょっと劣るし。合うかどうかなんて、試してみないと分からない。

でも、どうせ選択肢も少ないわけだから、全部試せばいい。試したうえで、自分に合ったものを見つけたらいい。それがたとえ小さな買い物であっても、人生にとっての大きな買い物であっても。


今回は、そういうチャンスをもらったような気がして、ああ、偶然とはいえ、なんか自分の強運度合というか、執念の引き寄せを感じたね。


再検査料もかかってしまったけれど、心は軽やかだぞ。