時にひきこもる思考

考察とnikki 一言で言えば、ただのエッセイ

思考の可能性

こうやって心の内を長々と書く習慣自体はわりと長いけれど、改めて日常的に文章を書いていくと、内に秘めた言葉の多いこと。


そんなに書くことなんてないだろうと思っていたが、意外なことに出てくるもんだ。

内なる主張。思考がひたすら回り続けている。

 

基本、こうして書いているのは頭の中に浮かんできた考えを、ただ拾って一気に書き出しているだけ。流れる思考のまま。

 

人間って、本当に思考のお化けだわ。

一日に、どれくらいの言葉を頭に浮かべてるんだろう。

思ったこと全部、紙に書き出す実験とかやってくれる人いないかな。

人間がいかに、思考にエネルギー使っているかを知ることができそうなのに。

 

とにかく、書きたいことが沢山あって。

これって、普段、話し足りてないってことなんだろうな。

 

昔から大人しいって言われていたし、今でもそんなにおしゃべりな方ではいないと思っているけど、それはあくまで口に出してないだけで。

人間の内側には、みんな何かしらの思いや言葉があって。

それを表現するか、内に秘めたままにしておくか、なんだろうけど。

大人しく無口な方だから気づきにくいけど、頭は案外おしゃべりだ。

 

というより、しゃべることが恥ずかしいから、なかなか口には出せていないだけ。

その私という人間の頭の中は、これでもかってくらい言葉にあふれている。

 

今までは、おにぎりを強く握るように、いらない紙を強く丸めて握り潰すように、内から湧いてくる言葉をギュっと握りしめていた。

それらを出す相手も、表現の場もなかったから。

それが、こうして自分の外へ出すことで、向かう先ができた感じ。


友人も少ないから話す機会はもとより少ないし、特に今はこういうご時世。人との断絶って時代。

 

一人暮らしの人も多いし、家族がいても、あまり話さない間柄の人もいる中で。

自分の思いを言葉で表現できないって、結構なストレスだと思う。

やはり、内から湧いてくる言葉は、適切に外に表現して出していかないとダメだなーと。

本当は、文章として手で表現していくより、口から声で表現した方がいいだろうけど。

 

とはいえ、思考の量も、いい方に向かう時もあれば、悪い方に向かっていく時もある。
基本、一人の時、人の思考は悪いことばかり考えるとも言われている。

 

たとえばこれがやりたいのに、不安な気持ちばかりが頭の中をぐーるぐる。

あらゆる想定ばかり繰り返して、結果、行動よりも頭の方ばかり使ってしまい、いつまでたっても動けなくなったり。

 

自分で考えるっていう意味で、思考することは大事。想像力も重要。

しかし、何事も頭の中だけで完結させてばかりでは、ただの頭でっかちになるだけ。

 

何かしらの形で表現してみたいよね。

そもそも、口も声も文字も、表現する手段なわけだし。